2強2弱が明らかになった1次ラウンドAグループ 今日の現場から(2016年11月11日@西条)
日本代表がオマーン代表と国際親善試合を行う11日、試合会場のカシマスタジアムから遠く離れた愛媛県西条市のひうち陸上競技場にて、地域CL(全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)2016を取材。もちろん代表も気になるけれど、今大会にすべてを懸けるFC今治を追いかけることにした。今治の1次ラウンドでの戦いぶりについては、来週スポナビにてレポートを書く予定だが、まずは1日目の2試合を見て気づいたことを、ここに書き記すことにしたい。
1次ラウンド3会場のうち、Aグループの西条に集まったのは、ノルブリッツ北海道(北海道)、FC今治(四国)、SRC広島(中国)、ヴィアティン三重(東海/全社枠)の4チーム。1日目は北海道対今治、そして三重対広島の試合が行われた。今治目線で考えるなら、このグループで最も力が劣ると見られる北海道と初戦で対戦するのは、極めて理想的。加えて、地元の愛媛で戦えることもまた大きなアドバンテージだ。
とはいえ、北海道は「最も力が劣る」とは言っても、やはり侮れない相手だ。2012年大会に決勝ラウンドに進出した際には、初戦でドン引きサッカーに徹して福島ユナイテッドを相手にPK戦にまで持ち込んでいる(ちなみに1次ラウンドでは今治に1-0で勝利)。また北海道が、温暖な愛媛でのグループに組み込まれることを望んでいたという事実も見逃せない。理想としていた会場で初戦の相手が今治となれば、彼らが割り切ったサッカーでぶつかってくる可能性は高い。
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