kumamoto Football Journal

【特集/2022シーズン総括】第1部〜クラブ経営編/2022シーズン実績と2023シーズン見通しについて(前編)

 4シーズンぶりにJ2に復帰した2022シーズン、チームは2008年のJ2入り以来、最高成績となる4位でリーグ戦を終え、J1昇格をかけて初のJ1参入プレーオフに進出。最終的には決定戦で今季のJ1を16位で終えた京都と引き分け、昇格こそならなかったが、クラブの歴史に確かな1歩を刻んだことは間違いなく、J1昇格という大きな目標も決して手の届かないものではないことが実感できた。

 その一方、来季以降も安定して昇格争いに絡めるかといえば、それはまた別の話で、現場のチーム強化、クラブの経営規模の両面でまだまだ課題はある。そこで、今季の実績を振り返りつつ、来季以降に向けたクラブの取り組みやヴィジョンについて、いくつかのパートに分けてお届けしたい。まずはクラブ経営について、株式会社アスリートクラブ熊本の藏原信博専務に話を聞いた(※各数字等については、役員会、取締役会等の承認を受けて確定されるため、取材時での概算となります)。

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