【ゆきラボ】ハロウィンが苦手です/年に一度の試練、GFSって何だ?
こんにちは!今日(日本時間ではもう昨日になってしまいましたが…)はハロウィンですね。冒頭から話題に降っておいて何なんですが、個人的にはハロウィンというイベントがあまり好きではありません。理由はいろいろありますが、一番シンプルな理由は心臓に悪いからです。私はもともと怖がりで、ホラー映画もおばけ屋敷も苦手。かわいらしい魔女やおばけ、カボチャの飾り物くらいならいいのですが、ドイツでハロウィンの仮装をする人って、大人も子どももガチで怖い方向やグロテスクな方向を追及する人が結構います。店で売っているハロウィングッズも、ちょっとここで写真を載せるのがはばかられるくらいの、ギョッとする見た目です。
載せても大丈夫そうだと思われるメイクアップグッズ。もっと怖いのもいろいろある。後ろの赤いキャップのビンはニセモノの血
怖いメイクの集団とうっかり住宅街の暗がりで出くわす、というのは気分の良いものではありませんし、ニセモノだと分かっていても、傷だらけ・血まみれになった子どもは見たくないものです。実際に起きた殺傷事件の記憶がまだ生々しいのに、オモチャといえど血のついた巨大な刃物を振り回している人がいるのもなんだかなあ、と思ってしまいます。
ドイツの夜が日本に比べると暗いのも、ハロウィン怖くてやだな、と思ってしまう理由の一つかもしれません。一般的に日本よりも街灯の数や光量が少なく、明かりの色もちょっとくすんだオレンジ色をしている欧州の街。夜遅くまで開いている店も少なければ、コンビニや自動販売機の明かりもないので、ドイツの住宅街ではあちこちに暗闇が拡がっています。そんな中、こんな本気のハロウィン電飾で盛り上がっているお家も。
グロテスクなハロウィングッズは避けがちな私ですが、こちら地元のパン屋では、ハロウィン限定のベルリーナーを出していました。本来は春のファスナハトのときに食べるお菓子ですが、仮装をするイベントつながりということで思いついたのか、地元のパン屋がハロウィンフェアを始めたようです。
揚げ菓子を緑色の砂糖衣でコーティングして、中身はチョコレートとハーゼルナッツのクリーム。濃厚で甘ーーーい!
後半は、この地域で10代の子どもたちが避けては通れない一大イベント”GFS”について書きます。
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