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中野吉之伴フッスバルラボ

【ゆきラボ】夏休みラストスパート。夏の食べ物の話と、白黒のかわいいあの子の話

こんにちは!いよいよ9月です。夏休みも残すところ数日になりました。

土用はとっくに過ぎましたが、土用干しをしています。干しているのは7月の末に塩漬けにした(→過去記事)プラム(ツヴェッチュゲン)。梅とプラムで素材は違いますが、祖母が梅仕事をしていた時と同じ匂いが漂ってきて、ノスタルジックな気持ちです。

冬に仕込んだ味噌も出来上がりました。信州味噌系の薄茶色の米味噌です。自家製なので麹や潰した豆のツブツブがそのままですが、豚汁とか野菜たっぷりのみそ汁には、このツブツブ感があったほうが美味しい、と個人的には思っています。

左がAKA、右がSHIROだそうです

こちらは味噌が仕上がるまでの間に試しに使ってみた、ドイツのスーパーマーケットAldiのオリジナルブランドの味噌です。味はスーパーで売っているいたって普通のお味噌、という感じです。この書き方、我ながらどうかなとは思うのですが、ちょっと前まで、名前だけはShoyuとかMisoとついているものの、味が全然違う!というものが珍しくなかったんです。普通においしいお味噌で、このジャムのビンくらいのサイズ(200g)で1.99ユーロ。アジア食材専門のお店で買うのと同じか、少し割高かな、というくらいの価格なのも有難いです。1kg入りのお味噌を買うのはちょっと持て余すという単身ドイツ暮らしの日本人の方には悪くないんじゃないでしょうか。

アジア食材専門店に行かなくても、ドイツの一般のスーパーで普段使いの食材や調味料が手に入りやすくなった昨今。在独日本人だけではなく、ドイツの人たちにとっても、日本や韓国などアジアの料理がどんどん身近になってきている感があります。私がドイツに住み始めた20年前に比べたらずいぶん便利になったなあ、と感慨深く思う一方、次はぜひこれをもっとブラッシュアップしてほしいな……と思っているのがこちらの食材です。

イメージ https://www.photo-ac.com/

カレー。家ではインド風のバターチキンカレーもタイ風のココナッツミルクカレーも作りますし、家族みんな好きなんですが、やっぱり時々がっつり食べたくなるのが日本のカレーです。ですが、日本風のカレールーをこちらのアジア食材専門店で買うと、8皿分1箱のごく普通のカレールーが6~7ユーロするんですね。今のレートで1000円から1100円くらい(泣)。ちなみにレトルトのカレーは1人前1パック5~6ユーロくらい。在独のカレー好き日本人は、帰省のときに大量に日本でカレールーをまとめ買いして、次の帰省まで大事に大事にちょっとずつ食べるのでした。

Kare Raisuと書かれていますね

そんな中、こんなカレーミックスパウダーを見つけたので買ってみました。4皿分2ユーロは安い!(当地比)と思って試してみたんですが…残念ながら「なんとなく日本のカレーっぽいかな……」くらいの再現度でした。ちょっと前の、名前だけはShoyuとかMisoとかついてるけど……の頃のアレを思い出してしまう仕上がりです。とはいえ、追加でスパイスやヨーグルトやトマトピューレを足すと、日本のカレーとは違うけれどちゃんと美味しい仕上がりになるので、カレーをいろいろカスタマイズするのが好きな人はチャレンジしてみる価値ありの1袋です。

日本でもおなじみの調味料メーカー・マギーからこんなインドカレー、タイカレー、ピーナッツソースのミックスも出ています。私は結構好きな味ですが、インドやタイやインドネシアの人からしたらこれも「なんとなくそれっぽいけど、残念」な味なのかもしれません。

後半は食べ物の話からぐるっと方向転換、白黒モフモフのあの子たちの話題を書きます。

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