【ゆきラボ】引っ越します!段ボールだらけの家から実況中継
こんにちは!ドイツの日常コラム「ゆきラボ」です。日常コラムといいつつ、日々の生活の中で遭遇した、ちょっとした気づきや非日常について書くことも多いこのコラム。4月に入ったばかりのある日、特大の非日常がやってきました。
引っ越します。
私たちが今住んでいる建物は、日本の感覚でいうと古めのマンションという感じ。以前の入居者は、掃除好き・DIY好きな人たちだったようで、おかげでわたしたちも古さのわりには快適に住めていたのですが、床の痛みや水回りの老朽化は否めません。今の賃貸契約は年末で切れる予定なので、それを更新せず、私たちが退去した後で、大幅なリフォームがされることになったようです。
搬入スタートしたばかりの新居。とりあえず畳と座椅子と障子を置いてみた
良心的な大家さんたちのおかげで、徒歩20秒の超近所のリフォーム済の物件に入居できることになりました。ただ、まさにちょうど今なら空いている!というタイミングだったため、4月に入ってすぐに大家から打診があり、翌週に打ち合わせ、翌々週にはカギを受け取って引っ越しスタート、という超急展開になりました。
青天の霹靂ではあったものの、部屋探しの苦労なしに、同じエリア内で、間取りまで同じ物件に移れるというのは、昨今の住宅事情を考えるとラッキーな話ではあります。住宅難・家賃の高騰がずっと続いているフライブルク市内では、1つの物件に内見希望者が数十組以上殺到するというのも珍しい話ではないからです。今の住まいも、1年以上探しに探してようやく入居できた部屋です。家賃の値上げも、昨今のインフレ率を考えるとずいぶん良心的。ただ、なにしろとにかく急な話です。早めにカギがもらえたので、さっそく移せる荷物からどんどん移していますが、月末までに退去完了できるのか……
近場の引っ越しのため、台車を買いました。段ボールに詰められない観葉植物を運んでいます
ということで、今後何回か、ゆきラボは引っ越しの話が続きます。お付き合い頂ければ幸いです。
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