中野吉之伴フッスバルラボ

緊急帰国で実りある時間、有意義な時間を過ごす。あとは己次第! 4月15日~4月21日

▼4月15日(日)/一時帰国のため、フランクフルト国際空港へ

今日から1週間弱、日本に一時帰国する。フライトが午後なので、とりあえずホテルでゆっくり朝食を取る。フランクフルト国際空港ヘは市内から電車で10分ほど。ルフトハンザ航空では、自動荷物預けシステムを初めて使用。思いのほかスムーズにできて感心した。出発まで時間があったので、空港駅にあるドイツ鉄道のラウンジにてWEBマガジン用のコラムを書き上げる。

14時50分にフランクフルトを離陸。まずはトランジットを行うウィーンへ。電車運がことごとく悪い私だが、飛行機ではまだ不運に見舞われたことが少ない。今後もそうであることを願う。機内では映画「響」を鑑賞した。ざっくり説明すると天才的な文才があるけど、実社会への適応性がまだない少女の作家デビューへのドタバタ話。個人的にはすごくおもしろかった。私は天才ではない。だから、いろいろ思うところがあった。天才へのあこがれだけではやっていけない世界。そんな中で自分の在り方を見出して、つき合って、突き詰めていく。私はどこに向かって歩いていくんだろう。そんなことを考えながら、とりあえず少し眠った。

▼4月16日(月)/帰国後すぐ4件の打ち合わせ!

11時55分、無事に成田に到着。入国審査、荷物受け取りを早足で通り過ぎ、乗る予定だった京成スカイライナーに何とか間に合う。上野経由で赤坂見附に。まず最初のアポはスポナビさん。以前からお世話になっている担当編集者の澤田さんと木村さんと昼食をご一緒しながら打ち合わせ。いろいろな可能性を提示していただく。形にできるかは私次第。オーダーしたざる蕎麦がおいしかった。

続いて六本木へ。今度はGOALへご挨拶。はじめての場所なのでドキドキきょろきょろしていたら、「あー、中野さん?!」と近くで声をかけられた。振り返ると昨年までドイツでライターとして活躍していた山口祐平君が。ここで働いていたのか。すばらしい。意外な再会を喜びながら、編集者の方と打ち合わせ。こちらもいくつか進展しそうな話をいただけた。

その足で今度は中目黒へ。

フットボールZONE編集部の谷沢直也さんとお会いする。初顔合わせだったが、話しやすい雰囲気の方でいろいろと企画案を一緒に考えることができた。中目黒は初めてで、もう少しゆっくりしたいところだったが、もう一件予定があるのですぐにまた移動。

この日、最後は東京駅へ。

戦術コラムを連載させてもらっているサカレコさんの担当編集者・隅崎大樹さん、池田達哉さんと打ち合わせ兼夕食。込み合うお店が多い中、なんとか場所を見つける。お二人とも今回が初見だが、さすがに業界内に共通の知り合いがたくさんいるのですぐに打ち解けることができた。池田さんはこのあと一度家に帰って荷物を取ってそのままイタリア出張だという。ドイツ帰りそのままで動いていた私といい、みんないろいろと忙しい。実家に戻ったのは深夜12時過ぎ。さすがに家族も寝ている。布団が敷いてあるのがありがたく、うれしい。疲れていたので、着替えてすぐに就寝。

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