「今までに来てくれた方に加えて、新しい方々が入ってきていただけたんじゃないかなと見ています(Jリーグ・出井宏明 氏)」スタジアム観戦者調査メディア報告会より(1)
2018年1月29日、Jリーグは2017年シーズンのスタジアム観戦者調査のメディア報告会を行った。
今回は会見での出席のコメントを通して、主なポイントについて見ていきたい。
2017年度の調査結果こちら(PDFファイル)
○Jリーグデジタル出井宏明専務
「今日はスタジアム観戦者調査の中で、大きく3つお話させていただきます。平均年齢がどうだったのか、情報ソースはどうだったのか、それからホームタウンについて少しおもしろいデータもありましたので説明をさせていただきます。
■平均年齢について(1)
・Jリーグ平均41.7歳(昨対+0.1%)
・同伴子供含むと35.8歳(昨対+0.5)
・J1は初めて前年より若くなった(40歳、昨対0.7)→デジタルメディアと親和性が高い若年層へのリーチ拡大、若年層に受けるファンサービスが影響したと推測される。
まず平均年齢についてですが、年末のPUBレポートでもご紹介させていただいていますが、リーグ全体の41.7歳ということで昨年対比で+0.1歳となっています。
こちらのグラフを見ていただきたいのですが、これまでJリーグはファン・サポーターが高齢化していますねとずっと言われていましたが、2017年は上げ止まり傾向が出ています。これは単純に年配のファン・サポーターの方を大事にしないというわけではなくて、去年今年と来場者数が増えてきている中で平均年齢が上げ止まってきています。つまり、今までに来てくれた方に加えて新しい方々が入ってきていただけたんじゃないかなと見ています。今まで支えてきていただいているファン・サポーターを大切にしながら、次の25年を見据えて、若い方に入ってきていただきたいということで、少しずつ功を奏しているかなと思います。
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