【無料記事】【記者会見 J1第4節 福岡－ＦＣ東京】「守れていそうで守れずに前半で２失点してしまった」／長谷部茂利

2024年03月16日 17時38分　
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タグ : FC東京 • pickup • アビスパ福岡 • 長谷部茂利

2024明治安田生命J1リーグ 第4節
日時：2024年3月16日（土）13:03キックオフ
会場：ベスト電器スタジアム／8,043人
結果：アビスパ福岡　１－３　ＦＣ東京
得点：［ＦＣ東京］長友佑都（28分）、荒木遼太郎（32分）、バングーナガンデ佳史扶（57分）、［福岡］松岡大起（82分）

◎長谷部茂利監督（福岡）；
Q:試合を振り返って
「苦しい展開になってしまいました。前半で自分たちが守れていそうで守れていない。２失点してしまっては…。入りこそ悪くなかったと思いますが、自分たちのスタイルやアグレッシブなスタイルというのは出すことができませんでした。出せたのは最後の10分、15分ぐらいですかね。０－３になってから、そういう部分を出せたと思うので、敗戦は認めて、この得点１、選手たちの最後まで諦めない姿勢、そしてスタジアムがそれを後押ししてくれたこの雰囲気も含めて、次のゲームに繋げていきたいなというふうに思います」

Q:最初の15分、20分ぐらいまでは、相手がやりづらいようにできていたのかなと思って見ていたのですが、そこから段々と相手のペースになっていったと感じていました。ここは、こちら側の問題だったのかと、それとも相手のアジャスト力が高かったのか、その辺りはいかがでしょうか？
「両方あると思います。自分たちのスタイルは前面に出しながらも微修正を試合の中でしていかなくてはいけないところでアジャストできなかったというところはあったと思います。逆にＦＣ東京の選手たちはそれができたのではないかなと思います。そこに少し差が出てしまったという感はあります」

Q:今日はシャハブ選手が早速試合に出場しました。ああいう状況でしたし時間も限られていましたが、彼のプレーをご覧になっていかがでしょうか？
「何度か選手と繋がりながら、攻撃のところ、守備のところもある程度理解しながらのプレーというところで、見切り発車というか、時間もない中で順応しようとしてくれていました。そういう意味では、最後の得点のところも絡んでいましたし、そこは前向きに捉えて、もっと良くなると思いますし、活躍できるように、スタッフも含めてチーム全員で彼をピッチに送り出したいなと、そういうふうに思います」

Q:前半は、守備面でなかなか良い形でボールを奪えないという状況の中で、後半からシステムを４－４－２に変えられましたが、そのあたりの意図はどういったところにあったのでしょうか？
「基本的に相手がボールを持っている、ゴールキーパーであろうとセンターバックであると、自分たちはプレッシャーをかけたい。そのためにファーストディフェンスは誰なんだというところを我々は気にしています。それが今日は定まらずにハーフラインを越えられてというところで言うと、うまくいっていなかった。それを少し解決するために、正確には、前半の途中から少し変えながら、そこから少しずつ良くなったと思うんですけれども、簡単に失点してしまった２失点が重くのしかかったなと、そういう印象です」

Q:うまく交代選手の３人が絡んでのゴールもありましたし、それぞれが、パワーや激しさを出してくれたところは収穫だと思いますがいかがでしょうか？
「試合に出たくて、出たくて、気持ちがいろんな意味で高まっていたと思うので、それも期待しましたし、いい仕事をしたと思います。これからもたくさん試合がありますから、長いシーズンで力を発揮してもらいたい、貢献してもらいたいと思います」

［中倉一志＝取材・構成・写真］