「football fukuoka」中倉一志

【スペシャルインタビュー】#4菅沼一晃/ゴールを防ぐ一瞬のために全ての時間と労力を費やす。それがゴールキーパーの仕事

大学時代に意識的に付けた筋肉を
使えるものにするために削ぎ落した。
自信の特徴をさらに活かすために
先輩3人のGKの細かな技術を盗む。
それも試合に出場する権利を得るため。
その先にプロとしての自分がいる。

感じるアマチュアとの差
それはプロとしての実感

Q:いよいよプロ選手としてのスタートです。ここまでいかがですか?
「課題も見つかっていますけれど、いろいろとやり方を変えて取り組んでみたり、楽しく練習させてもらっています」
Q:どんなところにアマとプロの違いを感じますか?
「GKに関してはシュートの球の質、特に外国籍選手の質には大きな違いがありますね。スピードも違いますし、技術でタイミングを外してきたり、外から巻いて蹴って来たり、いろんな特徴を持ったシュートを蹴る選手が多くて、そうしたことに対応していかないといけないなと感じています。
それに加えて、今まで使っていたボールとの違いにも慣れないと止めることができないということもありますね。特にボールが濡れた時にGKグローブとの間で滑る感覚があって、試合前には芝に水をたくさん撒くので、ボールが水分をまとって膜ができているようになるので、そこは難しいです。選手にとっては蹴りやすくなっているのかもしれませんが、GKにとっては年々難しくなっていきますね」

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