「football fukuoka」中倉一志

【ニュース&レポート】2024型アビスパ福岡始動。『JUMP」をテーマにクラブが掲げるロードマップの第2ステップがスタート

1月12日、アビスパ福岡は福岡アイランドシティフォーラムにて2024年新体制発表会を行った。冒頭に川森敬史代表取締役会長が今シーズンのテーマとして掲げたのは『JUMP』。アビスパ福岡が設定しているロードマップの第一ステップである『J1定着』をクリアし、第二ステップであるJ1中位を目指して新たなスタートを切るという想いをテーマとして表した。2020年に就任した長谷部茂利監督のもと、最初のステップを達成したアビスパは、いよいよ次のステージに向けての第一歩を踏み出すことになる。

◎川森敬史代表取締役会長;
「みなさん、改めましてこんにちは。そして新年明けましておめでとうございます。本日、平日にも拘わらず、ファン、サポーターのみなさまにもご来場いただきまして誠にありがとうございます。また多数のメディアのみなさまにも来ていただきまして、ありがとうございます。新年はみなさまご存知の通り、日本として大変いろんな痛ましい事件、事故のスタートとなりました。能登半島地震におきまして、お亡くなりになられた方々、被災された方々にお悔やみとお見舞いを冒頭に申し上げたいと思います。そして、私どもアビスパ福岡は、サッカーができる日常に感謝をしつつ今シーズンは戦ってまいりたいというふうに考えております。
昨年、コロナ明けに『共創』というテーマを掲げて、市民クラブとして地域のみなさまに寄り添いつつ、プロクラブが地域でできること、そんなことを考えてスタートいたしました。今年のテーマは別のものを設定いたしましたけれども、この『共創』というテーマは、Jリーグが今、全国で推進しております『シャレン』という形でクラブとして継続をして、チームとも一体となって行っていこうというふうに考えておりますので、冒頭そのお知らせをさせていただきます。
そして今シーズンのテーマとして『JUMP』を掲げさせていただきました。私どもアビスパ福岡はロードマップを公開させていただいております。まずは『J1定着』ということで、みなさまのご支援、ご声援を得て、現在J1に定着をしております。その中で、定着を前提にロードマップで言いますとステップ2、こちらに歩みを進め、J1中位を目指して私どものアベレージを上げていく、それをスタートする年にしたいというふうに考えております。みなさまとともに更に高みを目指して戦ってまいりたいというところでございます。この『JUMP』に関しましては、挑む気持ちを一言で表現し、今シーズンのスタジアムでイベント、また私どもが発信することに触れて、キーワード、テーマを用いてというふうに考えております。
チームも事業も成長し続ける強い気持ちを持って臨むシーズンとしたいと考えておりますので、どうぞ今年1年、よろしくお願いいたします」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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