【無料記事】【記者会見 J1第26節 福岡－川崎】「もっともっと突き詰めて、これに満足することなく続けていきたい」／鬼木達

2022年08月21日 2時26分　
カテゴリ： ★無料記事 • 監督会見 • 試合情報
タグ : アビスパ福岡 • 川崎フロンターレ • 鬼木達

2022明治安田生命J1リーグ 第26節
2022年8月20日（土）19:03キックオフ
会場：ベスト電器スタジアム／9,651人
結果：アビスパ福岡　１－４　川崎フロンターレ
得点：［川崎］マルシーニョ（7分）、［福岡］山岸祐也（22分）、［川崎］マルシーニョ（45分、64分）、家永昭博（73分）

◎鬼木達監督（川崎）；
Q:試合を振り返って
「まずアウェイの中、多くのサポーターが駆けつけてくださって、特にこういう蒸し暑い非常にタフな中では、本当にあの声援が力になったと思います。本当に感謝しています。また選手の方も、前半の入りは良かったですけれど、途中で苦しい時間がある中で、またそこからしっかりと、それぞれが持ち直してやってくれたこと、それが非常に良かったです。また本当に選手から良い声がかかりながらやれたこと、最後の方も、徐々に徐々にゲームプランも上手に運びながら、前回よりも良くはなってきていると思うので、また、もっともっと突き詰めて、これに満足することなく続けていきたいと思います」

Q:クロスが非常に有効だったと思います。先日見せていただいた練習でもクロスをやられていましたけれども、その練習の成果が出たという見方でよろしいでしょうか？
「両方ありますね。相手のクロスの対応もありましたし、実際、トレーニングの中では自分たちの狙いでもあるという話をしていました。ずっとクロスというところは、ある意味、今シーズンやっているところでもありますし、相手のクロス対応というところでも、大きい選手はいますけれども、自分たちの狙いがあれば取れるのではないかという話はしていたので、そういう意味で言うと、良いところに、良いボールと人が入ったというふうに思います」

Q:登録メンバーについて、アクシデントだったという話でしたが、もう１人呼ぶこともできたのかなという想いもあります。その辺りの考え方というか、17人で行こうと思ったところを教えてください。
「呼ぶ時間がなかったということです。本当に直前だったので呼べなかったというのが現状です。試合には間違いなく間に合わない。呼べても後半ぐらいになるんですかね、分からないですけれども。でもそうすると、多分、規定で駄目なんですよ。なので、このメンバーで行くというふうにしました」

Q:まだ終わったばかりなので分からないかもしれませんが、ダミアン選手の状態はいかがでしょうか？
「自分はまだ見ていないですけれども、良い状態ではないような気はしています。彼があんなに痛がるというのはあまりないことですし、そういう意味で言うと、どんな感じなのかちょっと分からないですが、ただ腫れは出てきているようなところはあります」

Q:苦しい時間帯があったとのことでしたが、特にチャナティップ選手が攻守に迷いがあったような印象を受けました。彼に対して、今後どのようなところを求めていきたいでしょうか？
「単純ですけれど、自分の得意なプレーを出すということがチームの力になると思うので、じゃあそれが何かと言えば、やはり彼の場合は攻撃だと思います。そこでまずは位置ですよね。誰が関わるか、もっともっと前で関われるようになると、彼の良さ、それこそセレッソとのゲームでダミアンにゴール前に出したボールとか、ああいう形で前で絡むと良さは出ると思っているので、そこにどうやって持っていくか。チームもボールを運ばなくてはいけないですし、彼自身もそこのところで良さを出すと。守備のところは粘り強くやり続けると。ここは彼だけではなくて、インサイドの選手の仕事なので、そこは求めていきながらやっていきたいなと思います」

Q:マルシーニョ選手が素晴らしい働きをしました。彼の活躍について一言お願いします。
「ここに来て本当に自信を持ってやり続けてくれているので、単純に相手にとっても脅威だと思いますし、その回数ですよね。走る回数もしっかりと走っているので、そこはすごく評価しています。またこれから、どんどん、どんどん、突破以外のところでいろいろ出てくると面白くなるかなと期待しています」

［中倉一志＝取材・構成・写真］