「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第26節 福岡-川崎】「結果を自分の手でしっかりとコントロールしなければいけなかった」/鬼木達

2021明治安田生命J1リーグ 第26節
2021年8月25日(水)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/4,461人
結果:アビスパ福岡 1-0 川崎フロンターレ
得点:[福岡]ジョルディ クルークス(66分)

◎鬼木達監督(川崎);
Q:試合を振り返って
「連戦の中ですけれども、選手がしっかりと責任をもって取り組んでくれたと思っています。前半に一つ入れば流れは変わったと思いますけれども、本当に相手のハードワークというものに、なかなか難しいゲームになってしまったなと思います。結果を自分の手でしっかりとコントロールしなくてはいけなかったなと思います。選手は本当に最後まで頑張ってくれたと思います」

Q:後半、福岡さんが前から守備をしてきたことに対して慌ててしまった印象があります。その点についての評価と、試合運びについて先に3枚代えをされて先手を取られた印象もありますが、その辺りについて、どのようにお考えなのかについて、教えていただけますか?
「前半からかなりプレッシャーは来ていたと思います。ブロックを組みながらも相手のSHなどが出てきていたので、そこは変わらなかったかなと思います。後半の立ち上がりに、向こうがエンジンを挙げてきたという印象はありますけれども、そこを耐えれば流れは必ず持ってこれるという形だったと思います。そこでもチャンスまで運べていなかったわけではありませんでした。
相手の3枚代えについては、お互いにパワーをどうやって出すかというところだったと思うので、そこは先手どうこうというよりも、しっかりと自分が対応しなくてはいけなかったなと思っていますし、もう結果論なので、自分が反省すべき点はしっかりと反省していきたいと思います」

Q:前半に旗手選手が負傷交代しました。どの程度の影響があったとお考えでしょうか?
「当然、キーになる選手なので影響はありますけれども、代わって出る選手も素晴らしい選手たちがいるので、そこで流れが大きく変わったということではありません。もちろん、いろいろと考えていたオプションができないこともありましたけれども、ただゲームであれば、当然、そういうことも起こり得るので仕方ないかなと思っています」

Q:今季初黒星になりました。最近、思うような結果が出ていませんが、それについてはいかがでしょうか?
「選手にも言いましたが我慢の時かなと思っています。この3試合、そういう形になっていますが、長いシーズンを戦っていく上ではこういう時期もあるので、ここのところで頑張って、踏ん張って、こういう経験だとか、我慢強さを身に付けられれば、最後にまた大きな飛躍につながっていくと思っています。チームとしての我慢時かなと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ