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石井紘人のFootball Referee Journal

Jリーグの試合でエキサイトする選手たちも「さっきはすいません。でも、ああやってコミュニケーションをとってもらえると、こっちも落ち着きます」【中村太レフェリーブリーフィング取材記②】


619日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年第三回目となる『レフェリーブリーフィング』を高円宮記念JFA夢フィールドにて開催した。Jリーグで物議を醸した事象については各誌が報じているので、FBRJでは先にPRJFAと契約するプロ審判)キャンプ後の囲み取材の模様から更新したい。

――審判としての達成感とか喜びを感じる瞬間というのは?

 

「試合が終わった時に、負けたチームの選手も、胸を張って、フィールドから帰っていくというか、(負けたけども)自分たちのパフォーマンスに納得して、レフェリー含めて全員でピッチを去れる時は「あーやっていて良かったなぁ」と。」

 

――感謝される声かけを貰ったりとかでしょうか。

 

「もちろん、それも嬉しいんですけど、ただそれを求めて(レフェリーを)やるのは違うのかなと自分では思っています。なので、勝った選手も負けた選手も(受け入れた)良い顔して帰れるのが、はい。」

 

――身長って何センチあるんですか?

 

190㎝くらいあります。徐々に縮んでいますけど()

 

――いえいえ()佐藤(隆治)さんの話にもありましたけど、大きさ、サイズもアドバンテージになるでしょうし、日本のレフェリーの中では一番高いのではないかなと。

 

「(アドバンテージは)う~ん、どうなんでしょうか。選手がわりと攻撃的に来ないのかもしれないですけど、分からないです。(背の高さというアドバンテージを)まだ僕自身活かしきれていないというか、姿勢だったり、走り方がそんなに綺麗ではなくなる(時がある)。自分でもわかっているんですけど、だんだん疲れてきたり、他の事に集中したりすると、前かがみになったり。あとは、どうしても選手とコミュニケーションをとる時に、屈んでしまう事になる。それが良く見える時もあれば、ちょっと自信なさげに見えてしまうこともあるので、その辺は巧く出来ればと思います。」

 

石井紘人:今回PRキャンプ拝見させて頂いて、フィジカルのハードルが上がっているのかなと。

 

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