【サッカー人気4位】【浦和を語ろう・激論編】浮上してきた浦和と上位戦線(6)C…

石井紘人のFootball Referee Journal

53分の大久保への宮には警告?55分のグローリへのホイブラーテンのPKと58分の前嶋と伊藤のフットボールにあるグレー【ルヴァン杯決勝アビスパ福岡×浦和レッズ中村太レフェリーチーム批評】

浦和レッズが敗れた時点で、レフェリーチームにブーイングが飛ぶのは予測できた。なぜならば、フットボールにはグレーがあるからだ。

Jリーグのビッグマッチ、ルヴァン杯決勝は後程FBRJでインタビューがアップされる中村太レフェリー、DVD『レフェリー』出演の西橋勲アシスタントレフェリー、DVD『審判』で見事な走力をみせた野村修AR1、同じくDVD『審判』でエンパシーあるコミュニケーションをとっていた福島孝一郎4thのセットとなった。


50秒と13分に引っかけたファウルがあったが、非常にフェアな立ち上がり。17分のアドバンテージも的確である。一方で、21分の競り合い時に下に入ってしまったトリップは選手が痛んだため、アドバンテージはとらない。27分のロールバックもタレントを感じる。

23分もボールではなく、山岸のふくらはぎにチャレンジしてしまったショルツにラフプレーで警告。山岸もテクニカルだった。ショルツもこれを受け、33分は不用意に足を出さなかった。

28分は体を入れれば、ある程度の手は出るし、接触は起こるとジャッジし、タフな基準を示す。29分の接触は中継映像が見切れており何とも言えない。35分は野村AR2の的確なオフサイドディレイ。

39分はボールへの意図はあったものの、遅れて足裏を当ててしまったため。

45分、足に挟むようなスライディングする格好になったグローリにラフプレーで警告。スピード、部位、程度から過剰な力までいかないという判断も受け入れられる。

前半終了後、ショルツがアピールしていたのは、45+4分の宮の得点が生まれる前の、宮とショルツの競り合いについてだろうか。見返したが、受け入れられる判定だと思う。

 

■50分台に3つ続いたグレーなジャッジ

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