コントロールされたレフェリングの中で見極められず幻のゴールとなった青木翔大のロングシュート【町田ゼルビア×ブラウブリッツ秋田:山本雄大レフェリーチーム批評】
首位を走る町田ゼルビアと5位ブラウブリッツ秋田の試合後は、ノーサイドの清々しい光景が広がっていた。それは一つの判定を除いて、山本雄大レフェリーが試合をコントロールしていたこともあるだろう。
そして、その一つの判定自体も、ブラウブリッツが試合翌日に「本状況下(立ち位置や距離など含め)において審判団のノーゴール判定は、否定されるものではないと考えております」とリリースしたように、フィールド上に不満は残っていなかった。
■坪井慶介氏「実況席から見るとどっちか分からない」
立ち上がりから山本レフェリーはエンパシーある対応をしていた。
3分、セットプレー前のポジション争いで選手がアピールしてきたため、試合を止めてコミュニケーションをとる。
基準も明瞭で、4分は互いにボールに対して体を入れていたためフィフティとみる。5分のハンドの反則はAR1の的確なサポートだ。
迎えた7分、非常に難しいシーンが起こる。
ディフェンディングサードでゼルビアからボールを奪ったブラウブリッツがダイレクトで3本のパスを繋ぎ、受けた青木がハーフウェーラインからロングシュートをはなつ。
(残り 1200文字/全文: 1724文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ