不用意(ファウル)、無謀(警告イエロー)、過剰な力(退場レッドカード)の見極め方とは?【3.22レフェリーブリーフィングレポート②】
3月22日、高円宮記念JFA夢フィールドにて、レフェリーブリーフィングが開催され、いつも通り、扇谷健司JFA(日本サッカー協会)審判委員会委員長の挨拶からスタートし、続いて東城穣JFA審判マネジャーJリーグ担当統括が説明を行った。
競技者の安全を守る 〝チャレンジ〟
〝的確な判定〟に繋げるために・・・
・どこの部位が、相手のどこの部位に接触している?
・接触の程度は?
・アプローチの方向、距離、スピード、勢い、体勢、状態、タイミングは?
・ボールに触れた?
・相手の安全に配慮は?
・接触時の自分の状態、相手の状態は?
・接触後の自分の状態、相手の状態は?
「皆さんこんにちは、東城です。いつもお世話になっております。本日もよろしくお願い致します。
本日の内容ですけれども、私の方から大きく二つ共有させて頂きたいと思います。
一つは今シーズンのスタンダードの確認を大きく分けて三つ、我々のテーマとして挙げている部分の確認をしたいと思います。そのあと、VARとそれ以外の話を、四節までの事例共有をさせて頂きます。
一つ目ですが、スタンダードの確認です。今季の我々のテーマの一つとなっている『選手の安全を守る』。その中での“頭部の負傷への対応”です。
スタンダードでも説明させて頂きましたが、選手生命もそうですし、安全も考え、頭部の負傷は基本的には止めますという話をさせて頂いたと思います。今シーズン、大きなチャンスの場面ではありませんが、レフェリーが止めた事例を紹介させて頂きます。
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