【なぜジェイへのチャレンジがPKになったのか?】2016J1 1st第6節 アルビレックス新潟 1-2 ジュビロ磐田 山本雄大審判団評
ジュビロ磐田の名波浩監督は、ハーフタイムのNHKのインタビューに「ジャッジの基準が分かり辛い」とコメントしたが、どのようなレフェリングだったのだろうか?
2分、アダイウトンの不用意なチャージ。3分、太田の腕。5分のジェイが倒れたシーンは8分のロールバックをとったファウルを考えても、ギリギリに思える。18分、入れ替わられた所を程度は強くなかったが、ホールディングで止めた山本康裕に警告。基準同様に懲戒罰も厳しく見極める。
28分、抜け出そうとする田中をホールドした大井に警告。解説の宮澤ミシェル氏が「よく見ていた」と評したナイスジャッジだ。32分、競り合い時に腕を上げたジェイに警告。こちらも宮澤ミシェル氏が「あぁ入った。これ(カード)出るでしょう」とこぼしたように妥当なカードで、決して乱発気味なレフェリングではない。40分、アフターで足にいったコルテースに警告。42分には判定への不満を見せるジェイとコミュニケーションをとるなど、カードだけでなく、マネジメントもしっかりと行う。45+2分の接触も良いポジショニングから争点を見ていた。
迎えた48分、PA内で縦パスを受け、体を入れながら前に進むジェイが倒れる。すると、山本主審は笛を吹き、ペナルティーマークをさす。あきらかなファウルがあったようには見えず、何があったか分からなかったが、主審のジェスチャーはPKである。リプレイを見ると、
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