無料：Jリーグのピッチでのレフェリーとプレーヤーの関係性って？家本政明主審『さっきのすごいねぇ』中村憲剛選手『あざ～す』

2022年02月01日 21時00分　
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タグ : 家本政明 • 川崎フロンターレ

Jリーグ担当審判員を勇退した家本政明氏について、中村憲剛氏が『FOOT×BRAIN』（テレビ東京）内で印象を明かした。

「結構（若い時は）とんがっていた。今だから言えますけど。今みたいにコミュニケーションを密にとりながら、ゲームを進めていくレフェリーではなかった。いつからか家本さんも、どこかのタイミングかで物凄くコミュニケーションをとるようになった。試合前後もそうですし、試合中も。

あの人、僕の名前呼ぶんですよ。『憲剛～』って。あんまいないんですよ。だからこっちも『レフェリ～』じゃなくて、『家本さん』って。そこでお互い同じ人だから、何かが生まれるんですよ。もちろん、納得のいかない事はキャプテンとして抗議するし、その理由もちゃんと説明してくれるし、それまでは聞かないという空気感を出していたのでスゴく変わった。最後は同士みたいな感じだった」。

そして、中村氏は「試合中に僕が邪魔したことはない？」と家本氏に質問すると、

「スペースの話ですが、お互い様ですよね。僕は良いポジションで見たいけど、その良いポジションは多くの選手が使いたいポジションだから、よくかぶることはあったんですけど、お互い気を遣いながらポジション取りをしていた。怒られたことはたぶんない。大好きな選手でした」「よく見えているなぁなんていっぱいありますよ。だから『よく見えているねぇ』って、『さっきのすごいねぇ』って試合中に話していましたし。『あざ～す』と（返されて）」

と家本氏は関係性を語り、出演者たちは日本のフットボールの成熟度を感じていた。