2014J1第12節 鹿島 1-2 名古屋 吉田寿光審判団評
■主審:吉田寿光
採点:2
審判批評に是々非々が間違いなく起きる試合となった。
立ち上がりは、ファウルなくフェアな展開だった。吉田主審は、その両チームに合わせた基準で試合を進める。
9分の玉田へのチャレンジも、互いにボールにプレーしにいっているということでノーファウル。12分、ボールを奪われた所をホールドで抱えた押した梅鉢に警告。直後にもカイオのホールドをとる。31分の松田のプッシングの見極めも良い。
33分、カイオに田口が遅れて競ったため、吉田主審は笛を吹こうとするが、鹿島のダヴィ、そして柴崎と繋がったためアドバンテージとする。しかし、この柴崎のサイドチェンジが流れ、名古屋の矢野の足元に。この矢野のドリブルから玉田と繋ぎ、クロスを小川が合わせて得点を決める。
だが、この時、カイオが倒れていたため、これに小笠原は“なんでファウルとらないの”とアピール。吉田主審は“アドバンテージのシグナル出したでしょう”とジェスチャーで説明し、突き放す。また、判定に不満を持った曽ヶ端が、吉田主審の元に歩み寄り、ボールを叩きつけたが、吉田主審は懐の深さでガス抜きし、カードは出さない。
「鹿島も、名古屋の選手が倒れていてもプレーしていたので、それもあったでしょうけど、レフェリーに試合を止めるなどコントロールして欲しい」(秋田豊氏)。
議論はアドバンテージを採用するべきだったかどうか。
(残り 1142文字/全文: 1742文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ