鹿島アントラーズとのルヴァンカップ初戦で注目 栃木シティ代表に訊く4年前の取材の答え合わせ
「J3開幕戦で勝利できたのは、ホーム開催だったことは大きかったと思います。普段、練習しているスタジアムだったので、リラックスして臨むことはできました。プレー強度の部分では通用すると思った反面、相手のクロスの質やゴール前での決定力というところでは、やはりJFLにはないクオリティを感じました。今までやってきたことを、今後も積み上げるだけですね」
昨シーズンのJFLで驚異的な追い上げを見せて、初優勝とJ3昇格を果たした栃木シティ。クラブ代表の大栗崇司さんは、2月15日にCITY FOOTBALL STATION(以下、CFS)で開催されたSC相模原との開幕戦について、このように振り返った。
大栗さんには今回、4年前のインタビューの「答え合わせ」をお願いした。比較対象としたのは、関東リーグ時代の2021年のこちらのインタビュー。4年前に考えていたことが、Jクラブとなった今、実際にどうなったのか? この機会に確認してみたい。
ちなみに今回のオンライン取材を実施したのは、ルヴァンカップの試合会場が発表された2月20日。J1の鹿島アントラーズをCSFに迎えることとなった。5000人収容でアウェイ席は立ち見しかないスタジアムに、不安を覚える鹿島サポーターもいるかもしれない。ぜひ、当インタビューを参考にしていただければ幸いである。
【2021年での「集客」の考え】
昨年はコロナの影響で大々的にできませんでしたが、来場者の皆さんがとことん楽しめる「シティ祭り」というものを、毎回ホームゲームでは実施しています。特にステージ上でのイベントですとか、キッチンカーを含めた飲食ですとか。極端な話、サッカーを見なくても楽しめるよう、こだわりながらやっていました。
先週末の開幕戦では、公式入場者数3283人を集めることができました。去年まではスポンサーさんに「ドリームチケット」として、小学生を500人から700人くらいをご招待していたんです。今年は招待券なしで平均3000人が目標なのですが、いいスタートを切ることができました。これからは1000人増えても、安心安全の観戦環境を維持していくフェーズに入っていくと思います。
【2021年での「アクセス」の考え】
(岩舟駅からCFSへのアクセスは)岩舟タクシーですよね。実はスタジアムが完成する前に「グループに入りませんか?」というお話をさせていただいています。ですので、ビジョンにも岩舟タクシーの広告を出しているんですよ。ただタクシーの場合、台数とドライバーが足りていないのが現状です。今後に関しては、地元のバス会社に声をかけるとか、レンタサイクルを活用するとか、交通網に関しても考えていく必要はあると思っています。
今は2系統のシャトルバスを出しています。ひとつは、クラブが所有しているアカデミー用のバス。そして今年から、関東自動車さんにご協力いただけることになり、どちらも無料でご利用いただけています。それらに加えて、いわふねフルーツパークからのパーク&ライド、そしてakippaもどんどん増やしているところです。開幕戦ではいろいろ改善の余地もあったので、今後さらにアクセスの利便性を上げていきたいと思います。
【2021年での「スタジアム増築」の考え】
CFSを増築するかもしれませんし、栃木SCさんが時々使用している、カンセキスタジアムとちぎを共同のホームスタジアムとしてお願いするかもしれません。あるいは、また新たな1万5000人以上収容のスタジアムを作るかもしれません。増築ということでなければ、CFSは専用練習場として使用することになります。それを見越した設計になっていますから。
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