【無料公開】今季初の「5万人超え」を考えてみる(2018年9月23日@埼スタ)
3連休の中日は埼玉スタジアムへ。J1の浦和レッズとヴィッセル神戸の試合を取材する。浦和は、オズワルド・オリヴェイラ監督が2試合のベンチ入り停止が解除。対する神戸は、アンドレス・イニエスタがベンチ外となり、代わって出場停止明けのルーカス・ポドルスキが戻ってきた。
- この日の入場者数は5万5689人。前回のホームゲームの実に2倍の大入りとなった。
- 前節まで浦和の指揮を執った大槻毅ヘッドコーチ。ようやく間近で撮影することができた。
- 神戸のスターティングイレブン。ポドルスキだけでは満足できなくなったことが恐ろしい。
- 先制したのは浦和。23分、青木拓矢が右足で放ったミドルシュートが見事に突き刺さる。
- 追加点のアシストを決める直前の柏木陽介。この日は見事なタクトさばきを見せた。
- 柏木のラストパスに飛び込んだのは興梠慎三。これで11得点のランキング5位に並んだ。
- 後半も浦和のペースが続き、53分には武藤雄樹のループ気味のシュートが決まって3点目。
- オリヴェイラ監督の復帰に伴い、元日本代表通訳の羽生直行さんもベンチ前で躍動する。
- 神戸で個人的に注目していたのは、途中出場の古橋亨梧。この日はシュートゼロに終わった。
- 浦和は76分にも長澤和輝のゴールが決まり、勝利のチャントに包まれながら試合終了。
- ファイナルスコアは4−0。浦和と神戸の順位は入れ替わり、それぞれ8位と9位となった。
「イニエスタ? 関係ねえよ!」と、浦和のコアサポは思っていたはずだ。試合にも完勝したから、まったく問題なし。とはいえ、サンフレッチェ広島を迎えてのホーム開幕戦(4万1324人)でも届かなかった「5万人超え」が、この試合で達成された事実についてはきちんと目を向けるべきだろう。
神戸戦以前、ホームゲーム12試合の平均入場者数は3万1984人。昨年の3万3542人に比べて1558人減少している。それがこの日は、5万5689人。あくまで単純計算だが、おそらく4割近くの2万3000人が「イニエスタ目当て」であり、そのうちの6〜7%くらいは「イニエスタが来るなら、久々に埼スタに行こうかな」という、少し熱の冷めた浦和サポだったのではないか(もっと多かった可能性もある)。
もちろんこの日の勝利によって、彼らの熱が復活する可能性は十分に考えられる。9月30日のホームでの柏レイソル戦は、そうした観点からも注目したい。
<この稿、了>