旅するカメラ18RU 睡魔との戦いは続く(6月20日@モスクワ)
ワールドカップ7日目。昨日はサランスクにて、日本の歴史的な勝利を目の当たりにしたわけだが、まったくもってその余韻に浸る余裕もなかった。急ぎの原稿を抱えていた上に、日付が変わってすぐに0時5分の便でモスクワに移動することになっていたからだ。しかもサランスクのスタジアム周辺は、広範囲にわたって交通規制が敷かれていたため、前日まで利用していたバスがまったく走っていない。他に交通手段がなかったので、メディアセンターを撤収してから、かなり焦ってしまった。
幸い、英語がわかるボランティアスタッフにタクシーを呼んでもらい事なきを得たが、サランスクの空港に着いてからも航空会社のスタッフの段取りが恐ろしく悪く(これほど大人数の乗客に対応したことがなかったのだろう)、そこでもストレスを募らせることになった。もっとも、決して悪いことばかりでもなかった。モスクワ行きの飛行機は、たまたまJリーグの皆さんと一緒になり、村井満チェアマンともお話をすることができた。
今日の動画は、ルジニキ・スタジアムにて、試合前のポルトガルの国歌斉唱。こんな素晴らしい空間で国歌を歌うことができたら、さぞかし気持ちが良いことだろう。
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