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【ニュース】第7回実行委員会を開催。ワクチン接種の状況のほか、ACLの現状報告と帰国後の対応を確認。「帰国後もチーム単位で完全なバブルを形成しながら練習や試合を行っていきます(村井チェアマン)」

7月6日、Jリーグの第7回実行委員会が行われ、その後WEB上で記者会見が行われた。

今回の会見では、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの改定内容について(チケットの販売期間の変更とワクチン接種による副反応とみなされる発熱事例への対応)説明が行われた。
会見の冒頭、村井チェアマンはACLの現状報告と帰国後の対応、各クラブのワクチン接種についての進捗状況について次のように説明を行った。


〇村井満チェアマン

・ACLの現状報告と帰国後の対応(バブル)について
「まず冒頭にACLに関する4クラブの現状報告がありました。ご存じの通り4クラブとも頑張っていただいています。ウズベキスタン会場とタイ会場での試合となっています。名古屋と川崎Fは全勝で、またC大阪とG大阪は負けなしでそれぞれが健闘しています。4クラブの実行委員からは、現地の情報やACLのコロナ対策であったり、様々な現状の共有をいただきました。

例えばウズベキスタン会場では湿度は低いものの大変な高温の中で、中2日の試合間隔で頑張っているという報告がありました。それぞれのチームがフロアを貸し切りでバブルを作っていますが、その中でバブルの中にバブルを作るということで、選手たちは全体ミーテイングの時しか一同に会さなかったり、選手たちも練習以外はほぼホテルの中にいて、トレーでの食事などになっています。一方で東南アジアでは高温多湿等状況で、こちらも過酷だという報告がありました。こちらも同様に厳格な体制を引きながら努力していただいているとつぶさに分かった次第です。

ご存じの通り、ACLは4クラブだけが戦っているわけではなくて、ここに至るまで日程調整など他のクラブの協力なしでは戦えないわけで、全クラブが一緒に戦っている再確認した次第です。
そして今回、ACLが終わりましたら、帰国する際に練習と試合の継続を政府にお認めいただく方向での合意が実現しています。とはいえ、帰国後もチーム単位で完全なバブルを形成しながら練習や試合を行っていきます。例えば移動には公共交通を使わずチャーター機や独自のバス移動等で厳格な移動を行っていきます。そしてホテルも同様です。また対戦する4クラブと海外に行っていない対戦するチームも、試合後には厳格な検査を重ねていきます。こうした厳格な対応をしていくことを申し合わせています。そういう意味では4クラブ以外の協力も引き続き申し合わせている次第です」

・各クラブのワクチン接種についての進捗状況について

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