Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】来年1月、Jリーグが組織体制を変更。チェアマンの特任機関”シンクタンク機能”を新たに設置。「今後どういう人がチェアマンになったとしても、しっかり体制が回っていくためには、チェアマンをしっかり支えるブレイン体制が極めて重要(村井チェアマン)」

11月18日、JFAハウスにて2019年10回目のJリーグの理事会が行われ、Jリーグの組織体制(2020年1月1日付)についての変更が発表された。

今回の変更は「中期計画2022」を踏まえ、ビジョンの実現・目標の達成に向けて行われるもの株式会社Jリーグデジタル、株式会社Jリーグマーケティング、株式会社Jリーグメディアプロモーションの事業会社が株式会社Jリーグホールディングスに吸収合併された上で、新たに株式会社Jリーグと商号を変更する予定(Jリーグリリースより)となっている。

組織体制の変更について(Jリーグ)
Jリーグの事業計画書(PDF)

□2017年4月~の組織体制については下記の記事を参照

村井チェアマン「(Jリーグの組織機構改革をした理由は)スピーディに組織改編や事業再編できない機動性を削ぐような構造となっていた」~理事会後の記者会見より(1)~

□2020年1月~の組織体制

今回の組織体制の変更のポイントについて、Jリーグ・村井チェアマンは次のように説明している。
「リーグでは1月の後半くらいから早く所ではACLのプレーオフが始まりますので、定期の組織編成は1月1日に新体制となるスケジュールとなっています。1月に関しては、逆算の考え方、2030年にJリーグがどこまでたどり着くのかというビジョンがあります。フットボールについては世界水準に肩を並べると。2021年に新しいクラブワールドカップの大会が発足します。ヨーロッパでは、レアルマドリードやバルセロナやバイエルンといった強豪クラブが集う新しいクラブワールドカップが開催されますが、アジア枠は3枠となります。常時、世界レベルのチームと強豪と伍して戦う、こういうような姿を22年に掲げています。また日本国内においては、ファン・サポーターの多くの関心度を高めて熱狂するサッカーであることを具体的に位置づけています。2030年に向けて、22年に中期の計画、そして逆算しながら2020年の体制を組んでいます」

(残り 409文字/全文: 1214文字)

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