Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「連続赤字のルールを変えたことによって、予算の段階で赤字になっても良い順位を獲得したい、それだけ純資産が溜まっているので、余裕を持って先行投資ができるクラブが少しずつ増えている(Jリーグ・青影氏)」~2020シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(8)~

2019年9月27日、JFAハウスにて、2020シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。

会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。

今回もクラブライセンス判定結果発表および説明会について、会見の内容を追いながら見ていきます。

(7)はこちら

○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー

クラブライセンス制度の効果(導入から8年目を迎えた過去7年間の振り返り)

27ページからは、今年でクラブライセンス導入から8年目を迎えた過去7年間の振り返りを載せさせていただいています。

 

ライセンスが始まる前は、単年度赤字が18クラブ、特に3期連続赤字が4クラブ、債務超過が11クラブでした。この時は、恒常的な赤字を出しているクラブや債務超過につながるような赤字も多かったのですが、現状の単年度赤字18クラブとは内容が全く異なります。こうした状況を打破するためにどうしたらいいのかというわけで、クラブライセンスの導入が始まりました。

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