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「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第17節 柏-福岡】「自分たちのスタイル、色は出せた。連勝できて非常によかった」/長谷部茂利

2024明治安田生命J1リーグ 第17節
日時:2024年6月2日(日)19:03キックオフ
会場:三協フロンテア柏スタジアム/8,198人
結果:柏レイソル 0-2 アビスパ福岡
得点:[福岡]オウンゴール(26分)、小田逸稀(39分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「どうやらシュートをたくさん打たれて、2-0からひっくり返せされてもおかしくないような数字だったようですが、自分たちのスタイル、色は出せたと思います。そんな中で0失点に抑えて、2得点は綺麗な得点と、もう一つは映像を見ていないので、佐藤凌我のゴールなのか、オウンゴールなのか分からないんですけけれども、そういう形でも自分たちのクロスからという、危ないところにボールが、危ないところに人が入っていけていた、そういうふうに思っています。連勝できて非常によかったなというふうに思っています」

Q:先制点を取るまでの20分くらい、あの時間帯を無失点で凌いだことが今日の勝利に対しておき勝ったと思います。あの時間帯を監督はどのようにご覧になっていらっしゃったのでしょうか?
「失点しそうだなとは思っていませんでしたけれども、押し込まれているなというのは見ての通り感じていました。そんな中で、失点に値するようなミスであったり、弱さであったり、そういうところがなかったと言えば言い過ぎかもしれませんが、相手に見つけられなかった、相手に成功させなかったというところはできたんじゃないかなと思います。いずれにせよ、もう少し早く自分たちの攻撃も繰り出したいし、守備のところももっといいボールの取り方というのを出したかったんですけれども、少し時間がかかったなと。ある意味、点数は取られませんでしたけども、柏レイソルの力を受ける形になってしまったなというふうに感じています」

Q:いつも監督がおっしゃっいる無失点に抑えて複数得点で勝つことができましたし、今季初めての連勝という試合でもありました。そのことについて改めてコメントをいただけますでしょうか?
「点数差ほど両手放しで喜べる内容ではなかったと思いますが、でも、これがアビスパの一つの無失点・複数得点の勝ち方なのではないかなと思います。ゲーム内容も制圧して、点数も私が望んでいる無失点・複数得点で勝つというのはなかなかできるものではないです。そういう意味では、今日は内容こそを相手に持っていかれたようなところもありますが、ただ3点目も取れそうな場面もありましたので、そういう意味では、(内容に)比例しない結果かもしれませんが、自分たちが掴んだ、選手たちが掴んだ結果だと思います」

Q:雨ということもあって、いろんなプランとかで、ロングボールの使い方なども考えていらっしゃったと思います。雨というコンディションで、ゲームプラン、戦い方という部分で何か指示をされたことはあったのでしょうか?
「内容は伝えられませんけれども指示はしています。こういう雨の日にどういうプレーが功を奏すか。それは当たり前ですけれども、30度を超える灼熱のゲームのときにはそれに応じた指示を出しますし、今日も出してます。内容は伝えません。すいません」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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