「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第10節 東京V-福岡】「0失点だったのは良かったが0得点は相変わらずの課題」/長谷部茂利

2024明治安田生命J1リーグ 第10節
日時:2024年4月28日(日)14:03キックオフ
会場:味の素スタジアム/15,459人
結果:東京ヴェルディ 0-0 アビスパ福岡

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「決定機が少ない、そういうゲームだったと思います。(決定機は)0ではなかったんですけれども、そこの質も高くなかったので…。自分たちは前半の終わりにかけてだいぶ攻め込まれましたが、そこは耐えたことが良かったと思います。0失点だったのは良かったですが、0得点のところは相変わらず課題だなと思います」

Q:後半に佐藤凌我選手が入ってきて、少しボールが動くようになりました。決定機はありませせんでしたが、彼が入ってリズムができたように、攻撃を活性化紗ぜるヒントのようなものF見えましたでしょうか?
「決定機はあったと思います。佐藤凌我がクロスからゴール前に入っていって。ゴールエリア内だったと思うので、足に当てればゴールだったと思います、どんな形でも。それを期待していたので残念ではありますが、でも十分、長期離脱、怪我から帰ってきて、それも怪我をしたスタジアムでまた帰ってきたという意味では、非常に良かったと前向きに捉えていますが、彼自身もそこで取りたかったと思うし、私も取らせてあげたかった。だから流れが良くなったんじゃないかなと思います。あれは決定機だったと思います。唯一、少なかった中の」

Q:復帰という意味では奈良選手も復帰されて素晴らしいパフォーマンスだったと思います。今日の交代は疲労を考慮してということでよろしかったでしょうか?
「そうです。出来は良かったと思います。前半の途中から、特に後半は守備が良くなったと思うんですけれども、チームの守備が少しがたついたというか、うまくはまっていなかったところで、いつもであれば、もう少しまとめ上げるんですけれども、今日のところはそこがうまくいかなかった面はありました。ただ個人のプレーとしては、カバーも含めてタフに戦ったと思いますし、怪我も含めて、けいれんも多少なりしていたようだったので、まだ正確には把握していませんが、それを加味して最後は同じポジションの選手を代えました」

Q:岩崎選手をWBで起用しましたが、彼のWBでの可能性や、もう少しこういうことをやってほしいというようなことがあれば教えてください。
「彼の持ってるスピード、強さ、うまさのところは攻守に渡って出ていたと思います。守備のところのうまさは対人の強さというのがあると思うんですけれども、うまさのところで言うと、攻撃の方のうまさ、その辺が彼の良さだと思いますし、今日は何度か縦を割ってクロスを入れるというところがあったと思うので、あれを継続して、どのポジションであってもああいうような攻撃的な、仕掛けるようなプレーを期待してます。今日はアシストはできなかったんですけれども、そういう仕事を担っていました」

Q:長谷部監督にとって、東京Vと対戦することには特別な想いがあると思います。J1の舞台で東京Vと対戦した感想を教えてくだい。
「まずヴェルディがJ1に復帰したことはすごく嬉しいです。ただ対戦するにあたって、自分に何か想いがあるかというとまったくないです。それはアビスパ福岡の監督ですから、アビスパ福岡が勝つために全てを捧げ自分を注いでいます。なのであまりやりにくいとか、そんな私情というか、そういうものはまったくないです。そういうタイプの人間です」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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