「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第34節 福岡-広島】「Jリーグの中でもすごくレベルの高い試合ができた」/ミヒャエル スキッベ

2023明治安田生命J1リーグ 第34節
日時:2023年12月3日(日)14:04キックオフ
会場:埼玉スタジアム2002/18,309人
結果:アビスパ福岡 0-1 サンフレッチェ広島
得点:[広島]荒木隼人(90+6分)

◎ミヒャエル スキッベ監督(広島);
Q:試合を振り返って
「今日はアビスパ福岡とアウェイで対戦するということでしたが、Jリーグの中でもすごくレベルの高い試合ができたんじゃないかというふうに思っています。最後の最後まで量チームが死力を尽くして戦い合いました。そして最後の最後で荒木隼人が正しいゴールに点を取ることができた、今シーズン、待ち続けたゴールが取れたということがすごく嬉しいです。試合の流れの中でも、残り20分、25分に関して言えば、自分たちが完全に押していたゲームだったというふうに思っています。良いシュートまで行けたシーンもありましたが、相手のゴールキーパーのファインセーブにあいました。ただ本当に最後の最後で荒木のヘディングが入ったというところを本当に嬉しく思ってます」

Q:今日のこの劇的な勝利で3位が決まりました。ACL出場も可能性が高いという状況になりましたが、そのことについてどのようにお考えでしょうか?
「まず3位になれたということは本当に素晴らしかったというふうに思っています。自分たちは今シーズンの夏場に少し崩れた時期がありましたが、そこからもう一度戻って来れて3位になれたということはすごく嬉しく思っています。自分たちのチームが見せた、再び立ち上がるだとか、成長だとか、そういったところに関しては本当に誇りに思っています。ただ、これで本当にアジア(ACL)に行けるかどうかというのは夏まで待たないと分からないところですが、今Jリーグを代表して今シーズンのACLを戦っているチームに対しては、本当に最高値までたどり着いてほしいという気持ちもあります。
それから、長谷部監督率いるアビスパ福岡も今シーズン、特に後半戦は本当に素晴らしいサッカーを見せていたというふうに思います。ルヴァンカップも取れたチームですし、本当に素晴らしい成長を遂げたチームだったと思います」

Q:1点はどうしても取りたいというところで次々との交代を繰り返すわけですから、特に最後のマルコス・ジュニオールの交代について、その後に加藤選手を右に出すという形でしたが、交代の意図、そしてマルコスのクロスから点を取ったのわけですから、今日のプレーについての評価をお願いします。
「マルコスだけではなく、エゼキエウもそうですが、2人のブラジル人選手、途中交代で入ったブラジル人に関して言えば、ゲームの中でアクセントになれる、あるいは自分たちのドリブルなどのリズムを持った選手を入れるということが、今日のような試合では非常に重要なポイントだと思っていました。その2人に求めるところといえば、怪我なくシーズンを過ごしてほしいなということです。いろいろと内転筋だとか金任務位の怪我が結構頻繁に起こっているので、そういったところを減らしていくようにしていきたいなというふうに思います」

Q:就任2季目で2年連続3位というところの手応えと、来季に向けて監督の中でチームをどういうふうに育てていきたいとお考えでしょうか?
「今日はまだ来シーズンの話をするのは早いかなというふうに思います。今日はこの勝利を存分に味わいたいと思いますし、また来シーズン、どういう選手構成になるのかも分かりません。誰がいなくなって誰が入ってくるとか、そういったところも全然分からないところなので、そのときが来たらシーズの話をしましょう」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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