「football fukuoka」中倉一志

連載9「まだ見ぬ未来へ」/記憶と記録に残る戦いを演じて駆け抜けた2021シーズン。5年周期に終止符を打つ:【中倉’s Voice】

記憶と記録に残る試合の始まりは第5節、ホームで迎えた鹿島アントラーズ戦だった。圧倒的に押し込まれる展開の中、局面での戦いで粘り強く凌ぎ、ゴール前で身体を張って得点を許さない。そんな選手たちの姿をスタジアムを包み込む手拍子が後押しする。そして85分、金森健志が左足を振り抜いて決勝ゴール。鹿島に対して15年ぶり2度目の勝利を挙げた。さらに第10節FC東京戦で6試合ぶりの勝利を挙げると、ここから6連勝を含む7戦負けなし、天皇杯、ルヴァンカップを含めれば12戦負けなしとクラブ記録を大きく更新した。

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