「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【選手コメント J2第7節 福岡-岡山】「決め切る、決め切れない、そういう少しの差だった」/濱田水輝/上門知樹

2020明治安田生命J2リーグ 第7節
日時:2020年7月25日(土)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/2,720人
結果:アビスパ福岡 1-0 ファジアーノ岡山
得点:[福岡]石津大介(40分)

◎濱田水輝選手(岡山);
Q:今日のチームの守備についてはいかがだったでしょうか?
「相手の外国籍選手の対応に苦労して押し込まれる場面も多かったですけれど、それでもチーム全体としては、前から行くところだったり、相手のロングボールを弾けなかった後のセカンドボールの反応だったりは、試合前から意識していましたし、それなりにできていたところはあったかなと思います。ただ前半、サイドからクロスを上げられてピンチもありましたし、実際に失点も、そこからやられてしまっているので、できていた部分がある中で、足りなかった部分もあったと思っています」

Q:昨シーズンのいい時と比べて、今はどのくらいまでできていると感じていますか?
「昨シーズンの終盤に比べると、メンバーが変わった今の成熟度というのは、まだそこには達していないかなと思いますけれども、去年の第7節くらいの時期と比べたら、やれることは本当に多いと思いますし、チームのベースというのも上がってきていると思います。再開後、あまり結果が出ていないので響きにくい言葉になりますけれども、確実に積み上げてはきていると思っていますし、内容も少しずつ上向いているという手応えはあるので、それをどうにか結果につなげられるように取り組んでいきたいと思っています」

Q:今日は4-4-2でマッチアップしていて、守備の仕方、狙いどころとか、似たようなチーム同士の対戦だったと思います。結果として0-1で敗れたというところで、今日の試合に限って言えば、何が勝敗を分けたと思われますか?
「一瞬の隙だと思います。前半は比較的アビスパのペース、後半はファジアーノがボールを握る展開で、後半はファジアーノも奥深くまでサイドをえぐってチャンスを作る場面があった中で、相手はディフェンスライン中心にしっかり守り切ったのに対して、うちは一瞬の隙ができて、マークのズレというか対応のミスが出てしまった。そのチャンスを決め切る、決め切れない、そういう少しの差だったと思います」

Q:すぐに次の試合がやってきます。意気込みをお願いします。
「いま連敗している状況ですが、次はホームですし絶対に勝たないといけません。気持ちを前面に出してやっていきたいと思いますし、この敗戦からしっかり学んで、積み上げて、内容もそうですけれども結果を得られるように、またチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」

◎上門知樹選手(岡山);
Q:試合を振り返って
「前半、少し押し込まれた中で、そこで耐え切れずに失点してしまいました。それでも後半は奥深くまで押し込めましたし、最後の精度があれば得点は取れたかなと思いますけれども、前半の耐える時間帯に失点してしまったことがチームとしての課題かなと思います」

Q:後半は攻撃でもいい場面がありましたが、なかなか連携を見せられる場面が少なかった印象もあります。
「間になかなかボールが入らずに前にボールを蹴ってしまって、そこでセカンドボールを拾えればよかったんですけれども、そこも拾えたり、拾えなかったりで、そこから攻撃ができなかったので、それも形にならなかったですね。間も徐々に使えてはいましたけれど、もっと上手く使えたかと思うので、あまり内容的には良くなかったなと思います」

Q:中3日で次の試合がやってきます。現在連敗中ということで、どのように臨まれるのでしょうか?
「まずは1勝しないといけないですし、ホームなので、強い気持ちでいかないといけないと思いますし、今日、攻撃の部分ではいい部分もありましたから、そこを踏まえて、次のゲームもチームメイトとしっかり話し合って、勝利に向かってやるだけだと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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