「football fukuoka」中倉一志

井原監督、しがスポーツ大使に就任

去る17日、滋賀県が推進する「しがスポーツ大使」に井原正巳監督が任命され、委嘱状の交付式が雁の巣球技場で行われた。

「しがスポーツ大使」は2020年の東京オリンピック・パラリンピック、ならびに2024年に滋賀県で開催される国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に向けて、滋賀県にゆかりのあるトップアスリートやスポーツチームに、県内スポーツを盛り上げるためのリーダー役を担ってもらうために、今年の7月に設置されたもの。現在は、井原監督を含めて13の個人・団体に委嘱されており、順次、拡大していく予定だ。ちなみに第1号は第29代WBC世界バンタム級王座の山中慎介氏。サッカー関係者では、びわこ成蹊スポーツ大学サッカー部の望月聡監督が、また、福岡ソフトバンクホークスからは松田宣浩選手が委嘱されている。

今後は、滋賀県のスポーツ振興に関わるPR活動やアドバイスを行い、滋賀県が企画するイベントなどに出席し、県民との交流を図ることも予定されている。委嘱を受けた井原監督は「非常に光栄。滋賀県はトップレベルの選手を多く輩出しており、そういう方たちと協力して滋賀県を盛り上げていきたい。子どもたちに夢を与えるだけではなく、シニアのみなさんもスポーツに親しめる環境が滋賀県にはあるので、自分に与えられた役割を果たしたい」とコメント。自分を育ててくれた滋賀県に、スポーツを通して恩返しがしたいと話した。

(井原正巳監督コメント)
「滋賀県のスポーツ大使に任命されたことを非常に光栄に思っています。小学校の時にサッカーを始めて、高校の時まで滋賀県で過ごさせてもらいましたが、スポーツが盛んな地域でもありますし、地元に何か恩返しが出来ればと常々思っていたので、『しがスポーツ大使』という役割を任命していただいたのを機に、少しでも、地元のお役に立てればと思っています。滋賀県はスポーツの盛んな地域ですし、それだけではなく、人間的にも成長することが出来る豊かな環境が整っています。多くの人たちにスポーツをやること、見ることをはじめ、いろんな形でスポーツを楽しんでいただければと思います。トップレベルの選手を多く輩出している県でもありますので、そういう方たちと協力して滋賀県を盛り上げていきたいです。また、子どもたちに夢を与えるだけではなく、シニアのみなさんもスポーツに親しめる環境があると思いますので、自分に与えられた役割を果たしていければと思います」

【中倉一志=取材・文・写真】
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