石井紘人のFootball Referee Journal

無料:扇谷健司JFA(日本サッカー協会)審判委員長、審判界初?となる代表の欧州遠征に帯同して選手たちを意見交換したことを明かす【レフェリーブリーフィング9.27①】

本日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会がJFAハウスにて『第8回レフェリーブリーフィング』を開催し、まずは扇谷健司JFA(日本サッカー協会)審判委員長の挨拶からスタートした。

「日本代表のドイツ戦、トルコ戦、日本代表の活動に6日から12日まで帯同させて頂きました。

なかなか審判(側)が代表に帯同することはない、今までなかったのではと思っています。TeamCAMを御覧頂いている方は気付いて頂いたかもしれませんが、非常に刺激、勉強になりました。日本の代表チームがどういった取り組みを行っているか。なぜ、このようなことを行っているのかというと、代表チームの理解がありました。

(審判側が)来て、色々なものを見て欲しい。そして、多くの選手と話をして欲しい、と。Jリーグでプレーしている選手、欧州でも多くの選手が活躍していますが、そこの違いとかを素直に意見交換出来ればなと。日本でプレーしてから海外に行った選手、日本でほとんどプレーしないで海外に行った選手もいます。

様々な意見を頂きました。それと共に、欧州リーグでもそれぞれの違い、そこにも大きな違いがあるのだなと感じられて、私の立場としてどのように審判界にフィードバックして、日本のサッカーがさらによくなるために、何を我々の立場として出来るのか。それを模索していく。色々と(日本代表チーム内で)お話を頂いて、話始めるといっぱい(ここで)喋ってしまい(本題に入れな)そうなので(笑)本当に貴重な経験をさせて頂きました」と語ったが、実際にTeamCAMでは遠藤航に意見を聞いているシーンが映し出されていた。

ちなみにTeamCAM内で森保一監督は「(Jリーグと欧州トップリーグは)同じサッカーでも別競技と話をしていて凄く聞くし、感じるし、そういったギャップを埋めて、日本のサッカーを底上げしなければいけない時には、我々だけではなくて、レフェリーの方々や指導者養成の方も色々な人と一緒に共有しながら日本のレベルアップをしていくことが大切だと思って来てもらっている」と、その狙いを明かしている。

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