飯田淳平Referees Association Japan(日本サッカー審判協会)会長&今村義朗RAJ副会長インタビュー後編: FBRJの読者向けに「レフェリーのピークは…」
今年に入り、積極的な活動を行っている日本サッカー審判協会(Referees Association Japan:RAJ)。
2月には日本サッカー協会(JFA)と契約するプロの審判員(PR)の山本雄大氏によるFUJIFILM SUPER CUPのオンライン生解説。5月には元国際審判員で現役のJリーグ担当アシスタントレフェリーの八木あかね氏が、元日本代表の北澤豪氏と共にJリーグ30周年記念マッチでオンラインセミナーを行った。そして先月もFIFA 女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023開幕前のオンライントークショーに元国際審判員の小泉朝香氏を招いた。
前編では、RAJの組織体系と役割について現役の国際審判員でPRでもある飯田淳平RAJ会長と、同じくPRの今村義朗RAJ副会長に教えて貰った。
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後編では、FBRJの読者向けに、RAJでの展望をさらに深堀した(取材日:2023年6月12日)。
インタビューを終えた感想は、FBRJは読者と議論し、さらに取材対象者とも議論するメディアというコンセプトです。そういう表現をRAJにあてはめると、RAJはトップレフェリーを目指す人だけでなく、『トップレフェリーのファン』や『グラスルーツのレフェリーを楽しみたい人』も豊かになるコミュニティだと感じました。
――前編の勉強会の話ですが、過去のご自身の経験もあるのでしょうか?たとえば、今村さんは、選手と滅茶苦茶コミュニケーションとるじゃないですか。でも、2000年代の日本の審判界では、そのようなレフェリングは求められていなかったと思います。私が取材する限り、今村さんの今のレフェリングスタイルは当時のアセッサーには評価されない。
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