家本政明主審「審判は裁くイメージ。裁判官、警察を連想する。上からコントロール、圧を感じるイメージを持つ」。レフェリーは英語の「Refer(委ねる)」が語源。「選手が主役。解決できない問題、お願いされた時は」という美学【日刊スポーツ栗田尚樹氏】
まさに坂本先生がおっしゃられていたこと。
17年以降は、1試合平均警告を5年連続で1枚以下にとどめ、イメージをガラリと変えた。「若い時はレフェリーでした。極力ゲームを邪魔しないように」と、始まった審判生活。「ただ、指導、審判せざるをえない、難しい状況になっていた。審判をしてはいけない。どうやって、レフェリーをするか」とカード連発の日々を振り返った。そこで自らスタイルを「変化しました」と言った。
「レフェリーに始まり、審判となり、レフェリーで終わった」