【石井紘人レポート】審判はアドバンテージを 選手はタフさを
フィフティなコンタクトが起きる度に、森保監督は異議を唱える。
それは当然かもしれない。フットボールというスポーツは、オフサイドやゴール以外、白黒がはっきりしない。
だからこそ、試合を委ねるレフェリーが生まれた。
つまり、監督や選手の審判に対するリアクションに過敏に反応し、審判を叩くのはリテラシーに欠ける。監督や選手と審判の判定の意見が食い違うことは日常茶飯事であり、元フジタの選手だった日本サッカー協会審判部の上川徹委員長も「最初の「おい!!」というアピールは分かる」と監督や選手側に理解を示す。
この日も試合後に、森保監督が審判団と握手を交わしているように、ノーサイドの精神が根底にあれば、ファウルアピールがフットボールを壊すということはない。
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