【連載】スローインにオフサイドは適用されないからロングスローが有効【1日1回読むだけで身につくサッカーの見方の基礎知識】

2021年01月05日 9時00分　
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【1日1回読むだけで身につくサッカーの見方の基礎知識】

■スローインにオフサイドは適用されないからロングスローが有効

スローインにはオフサイドルールが適用させません。つまり、スローターが投げるボールがゴールエリアに入ってきて、ヘディングする味方の選手がオフサイドラインを超えていたとしても、オフサイドにならずにゴールが認められるのです。

ゴール付近でのスローインが与えられたなら、素早く相手ディフェンダーの背後にロングスローを入れます。オフサイドにならないので、躊躇なくボール目掛けて飛び込むことができます。

ロングスローは、手を使ってボールを投げるので、足でボールを蹴るよりも正確さはあるかもしれません。ただし、ボールのスピードでは劣ってしまいます。そこで、ペナルティエリアのニアサイドにロングスローを投げて、背の高い選手がワンクッションを置いて、ボールをファーサイドの方に流して、そのボールに飛び込んでゴールを決めるやり方が有効になります。

背が高くてヘディング力がある選手がいれば、ロングスローは確実に得点を奪う武器になります。

川本梅花