【インタビュー】#木村祐志 「下を向いているヤツはいません」#徳島ヴォルティス 戦のコメント
2018明治安田生命J2リーグ第13節
水戸ホーリーホック(0-1)徳島ヴォルティス
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■木村祐志選手
ーー前半の入りはどうだった?
木村 まずは、向こうのやりたいことをやらせないようにすることでした。そこはできていたと思います。攻撃の部分では、ボールを回して慌てずにクロスやシュートを打つ場面を増やしていけたらよかったんですけど。
ーー後半の30分過ぎからゲームをオープンにして攻撃を重ねていけたよね。それならば、後半初めから相手にプレッシャーをかけて攻めていけたんじゃないのかな。
木村 それはありますね。ただ、ゲーム中に風が逆になって、ちょっとしたクリアで自分の後ろまでボールがいってしまった場面もありましたから。もう少しその辺りの対処がうまくやれたらと思います。それから、後半もっと最初から積極的にいけたらとも思いました。クロスの精度とか、中への入りどころとかがうまくいければ。まあ、クロスは上がっていたんですが、もう少し精度を上げないと。際どい場面を増やしてたいですね。
ーー長谷部監督の、というか、チームのやっているサッカーの方向性は間違ってはいないと思うんだけどね。ただ、結果がついて来ていないことが問題なんだよね。
木村 確かに、結果が一番大事なことなんですが、やり続けることも大事なことだと思うんです。一つ前の試合(5月3日 松本山雅FC戦)は、ちょっと厳しい試合で…僕は出ていなかったんですが、だから今日は、自分たちの試合を取り戻すための試合だったと思うんです。今日は勝ちたかったです。
ーー今日で4連敗なんだけど、チームの雰囲気はどう?
木村 下を向いているヤツはいません。とにかく、気持ちを切り替えていかないと。
ーー今季は、監督や選手を含めて新しいチームなったので、今は我慢の時なのかな。
木村 そうですね、我慢と言うよりは、自分たちのやりたいことの精度やクロスの精度を上げていくことしかないと思うんです。
ーーセットプレーでまだ得点を取っていないような記憶になるくらい、セットプレーでの得点がないよね。
木村 開幕戦(2月25日 モンティディオ山形戦)と甲府(4月7日)の時だけですね。もっとセットプレーでの得点が増えたら、勝てたり引き分けになった試合があります。
ーー監督は、トレーニングではセットプレーに時間を割きたくない、と言っていたんだよね。
木村 まあ、試合前の練習では、選手同士で話し合ってやっているんです。
ーー今日の試合を通して、改善しなといけないところは見えた?
木村 やっぱり、セットプレーのところです。最後まで集中してやらないといけない。そのことは大事だと改めて思います。自分はキッカーをやっているので、いいボールを蹴っていきたいです。
川本梅花