Jリーグ開幕から30年で「戻るべき場所」にたどり着いたヴェルディ(2023年12月2日@国立)
2023年のJリーグもいよいよ大詰め。すでにレギュラーシーズンを終えたJ2は、J1昇格の残り1枠の行方を決する、J1昇格プレーオフ決勝が12月2日に国立競技場で開催された。
決勝の舞台に立ったのは、東京ヴェルディと清水エスパルス。ともにオリジナル10クラブでありながら、1年ぶりのJ1復帰を目指す清水に対し、ヴェルディが昇格すれば16年ぶりとなる。
- この日は快晴。国立には5万3264人もの観客が集まり、テンションの高いゲームの行方を見守る。
- 味スタではまず見られることのなかった光景。国立のスタンドは7割が緑に染め上げられていた。
- 清水は準決勝から1人入れ替え。プレーオフからゴールを守る、大久保択生の好守に期待がかかる。
- アウェイの清水は前半から積極的に攻め続けるも、今季最小失点のヴェルディの守りを崩しきれない。
- 28分には元日本代表、乾貴士が左足ボレーでゴールを狙うも枠の外。前半は両者スコアレスで終了。
- 試合が動いたのは63分。森田晃樹のハンドで清水がPKを獲得。チアゴ・サンタナが冷静に決める。
- アディショナルタイムは8分。このまま清水が逃げ切るかと思われた刹那、目前で決定的なシーンが。
- 高橋祐治のスライディングに、主審は迷わずPKスポットを指す。倒された染野唯月がキッカーを志願。
- これを決めたヴェルディが90+6分、ついに同点に追いつく。PKを与えてしまった森田も安堵の表情
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