宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」7月後半戦(編集部・森衿子)
先週から東北北部を中心に雨が降り続き、秋田県では記録的な大雨が降り続いています。被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。週明けも再び大雨の可能性があるということで、くれぐれもご安全にお過ごしください。
大雨の影響で、日曜に開催予定だったソユースタジアムでのブラウブリッツ秋田 vs FC町田ゼルビア戦も中止となりましたが、スタグルに出店予定だった仙秋屋さんがスタグル用の食材で急遽、炊き出しを行うと告知されていました。災害時に発揮されるサッカーファミリーのサポート力は、本当に頼もしいです。
一方、東京は体温越えの危険な暑さが続きます。猛暑の中、宇都宮が手がける新しい書籍はいよいよラストスパート! そのため週末の現場取材は久々にお休みでした。書籍の作業もまもなくひと段落しますので、8月からはその知られざる内幕についての「新連載」を考えているようですが、 その前に、まずは7月後半の予告を。
第3週は、シリーズ「雪国クラブ社長が今、考えていること」。山形篇につづく富山篇ということで、WMではお馴染み、カターレ富山社長の左伴繁雄さんが登場します。宇都宮が富山を訪れた先月、偶然にもJリーグの野々村芳和チェアマンも視察に訪れていたのですが、左伴社長とのトークイベントの際にシーズン移行反対の横断幕が掲げられていました。果たして左伴社長は、この件に関してどのようにお考えなのでしょうか? 宇都宮が鋭く切り込みます。
第4週は、久々に海外サッカーの話題。先月、イスタンブールで行われた欧州CL決勝では、マンチェスター・シティが初優勝。プレミアリーグ、FAカップに続く「トレブル」(3冠)を達成しました。その瞬間を現地にて万感の思いで見守っていたのが、シティファン歴30年の島田佳代子さん。なぜ、彼女は30年もシティを愛し続け、家族を置いてイスタンブールに旅立ったのでしょうか? シティが来日するタイミングで、その知られざるストーリーをお楽しみください。
最後に宇都宮の最近の仕事をご案内します。
『地方創生から見た「Jリーグ30周年」』の連載はお読みいただいてますでしょうか。7月は「大阪の育成」がテーマ。ガンバ大阪の松波正信さん、セレッソ大阪の風間八宏さんに登場いただいております。風間さんが大阪にいること自体が不思議な感覚ですが、お話も非常にユニークです。ぜひお読みくださいね。
また、天皇杯の東京ダービーでの「事象」について、宇都宮がYahoo!個人でコラムを書いています。日曜開催の鹿島戦では横断幕の掲出や太鼓での応援も自粛となったようですが、今後のゴール裏の自浄能力が試されることは間違いありません。
そして今週は、いよいよ女子ワールドカップが開幕。NHKでの日本戦の中継も決まりました。日本以外にも見逃せないのはミーガン・ラピノーにとっての最後のワールドカップとなるアメリカチーム。4年に一度の女子サッカーの祭典、8月20日まで存分に楽しみましょう!
それではWM7月後半戦もご愛読賜りますよう、よろしくお願いいたします。