【ほぼ無料】たくさんの投稿ありがとうございました! #ウチ壱 2022各賞発表&特別寄稿コラム
いよいよ「#ウチ壱(Jマスコット ウチの子が一番!)」の各賞を発表することにしたい。今回は、だじゅうるさん、ささゆかさん、そして五十嵐メイさんをゲスト審査員としてオファー。それぞれ「だじゅうる賞」「ささゆか賞」「メイ賞」を選んでいただいた。ちなみに「メイ賞」はぬい撮りだったため、今回はぬい撮り賞は設けていない。
なお、ゲスト審査員による各賞は、徹壱堂でも販売しているポストカードセットを、宇都宮徹壱が選ぶ「徹壱賞」には、ワールドカップ・カタール大会のマスコット「ライーブ」グッズを、それぞれ賞品として贈呈させていただく。さっそく、応募総数197件の中から厳正なる審査を経て選ばれた、各賞をご紹介することとしたい。
【だじゅうる賞】No.06:はごろも
<受賞の言葉>
この度は「だじゅうる賞」を頂戴し大変光栄です!なによりも、ヴァンくん、リヴェルン、ヴェルディ君の3人におめでとうと伝えたいです!!
リヴェルンはまだ2歳なので、マスコットのお友達から色々なことを学んでいる最中です。この日は味スタに遊びに来たヴァンくんが、リヴェルンに宴会芸や小ネタを教えてくれました。某野球選手の真似や某芸人さんのネタ、ホームゴール裏を巻き込んでのジャンプ芸など、ヴァンくんの芸達者ぶりにリヴェルンも脱帽。そして変なこと教わらないか心配しつつも温かく見守るヴェルディ君の姿。
色々な芸を披露する中、ジャンプして写真を撮りたかったらしい3人の躍動感あふれる姿をベストタイミングで撮影することができたのが今回の作品です。
3人が楽しそうに遊んでいる姿を見ながら、味スタのみんなが笑顔になれた幸せな時間を、この写真を通じてお伝えできたら嬉しいです。
<審査員評>
「楽しそう」、その一言に尽きるショットです。
最近のマスコット界隈は、キャラクターの背景にあるストーリーや文脈が豊富に用意されていて、そのストーリーを共有することでより親しみと興味を抱かせる仕組みができています。この写真でも、なぜ左のマスコットが上半身裸なのか? 真ん中と右のマスコットの関係は? そもそもこれはどういう状況? といった情報があればより楽しめることでしょう。
ただこの写真は、そういった前提知識がない人にも問答無用で「楽しそう」な雰囲気が伝わる、とても力強い一枚だと感じます。ストーリーが複雑化した今だからこそ、明快にマスコットの素晴らしさが表現された、この写真を選ばせていただきました。【だじゅうる】
【ささゆか賞】No.01:shitoya(football)
<受賞の言葉>
この度は、WMマスコット写真大賞2022において、「ささゆか賞」を受賞し、とても嬉しいです。また、今年はこの企画に応募できるような写真を撮りたいと思いながら、マスコット撮り活動をしていたので、より一層受賞の喜びを感じています。
さて、受賞作品についてですが、10月8日に開催されたヴィヴィくんのハロウィンイベントでの写真です。今回「おもち」に仮装するということで、慣れない裁縫に苦戦しつつ、約2時間かけてぬいぐるみ用の「もちもちっ」なおもち衣装を製作しました。そして、当日、この子とヴィヴィくんを一緒に撮影したいと思っていたところ、おもちのちヴィヴィくんをヴィヴィくんが指を差して見つけてくれ、スマホ越しに喜びつつ、撮影したのを覚えています。
最後に、個人的に2児の子育て中のため、マスコット撮り活動に制限もありますが、今後も可能な限り皆さんと一緒にマスコット撮りを楽しみたいと思います! 本当にありがとうございました。
<審査員評>
今回審査員を務めるにあたり、選考基準は「マスコット愛が感じられ、写真の中に関係性が垣間見える作品」と決めていました。
コロナ禍における感染対策により、各クラブでマスコットグリーティングが出来なくなる中で、マスコットもサポーターもパネルで会話をしたりなど工夫を重ねる日々。
ぬいぐるみの着せ替え衣装もその一つだと思います。
何も知らない人から見れば「どうしてハロウィンにおもち?」と思われるかもしれませんが、ヴィヴィくんはずっとお餅好きを公言していましたので、これはサポーターにとっても自然なこと。
大好きなお餅をまとうヴィヴィくんを想像しながらお裁縫している時間もきっと特別なものだったのではないでしょうか。
推しのマスコットのために慣れないことにチャレンジしたり、知らない世界に飛び込んでみたり。
これこそが愛とコミュニケーションだと思っています。
ヴィヴィくんの驚きと喜びが伝わってくるような表情も込めてこの作品を選出します。shitoyaさんおめでとうございます!
今回1つに絞りましたが、本当にどの作品も最高で選ぶのが難しいお仕事でした……!【ささゆか】
【メイ賞】No.22:カメオ
<受賞の言葉>
水戸vs大分がちゅうしになったひの「ホーリーくん撮影会」(圧倒的ニータンは2ータン参加)
いそがしいなかイベントしてくれてうれしかった。
ハーフタイム(きゅうけいちゅう)スタッフさんが「ここにすわってていいよ」っち、こえをかけてくれたよ。
そしてぼくたちのこと、まえもうしろも見よった!
圧倒的ホーリーくんがうまれるまえやけんかなぁ!?
イベントのあとスタジアムにいったよ。
あめのなか、きてはかえっていくたくさんのくるまのせなかに、スタッフさんがふかくれいをしてたよ。
水戸えんせいは、とってもやさしくてとってもあったかい、いちにちになったよ。
<審査員評>
えんせいが、悲しい思い出にならなくてよかった。
7月23日に行われるはずだった水戸対大分は、直前で中止が決定。水戸のスタッフさんの機転で急遽ホーリーくんとの撮影会を開催。その時の一枚ですね!
遠征を少しでも楽しんでほしいという思いが伝わってくるようなホーリーくんの表情と、圧倒的ニータンを優しく包み込む手が決め手になりました。
昔はひどい怪我で入院することになったり、色々あったホーリーくん。私の地元にあるクラブなので、昔の姿を知っているだけに、立派に成長してお客様をお迎えする姿にウルっとしてしまいました。
圧倒的ニータンさんのお出かけ姿をSNSで探すのが大好きなので、これからも一緒に沢山お出かけを楽しんで欲しいなと思います!また素敵なお出かけ写真をお目にかかれる日を楽しみにしています。おめでとうございます!【五十嵐メイ】
【徹壱賞】No.17:がすぱーる王




<受賞の言葉>
この度は、栄えある徹壱賞にお選びいただき、誠にありがとうございます。皆様のすばらしいお写真を拝見させていただき、マスコット沼に落ちて日が浅いわたくしなんかが選ばれていいのかしら? とおそれ多い思いでいっぱいなのですが、副賞でいただけるライーブの可愛らしさに目がくらみここは素直にお受けすることにいたしました。徹壱さん、ありがとうございます。皆様すみません。
喜怒哀楽の感情表現がちょっと苦手なわたくし。ひとりで観戦することも多く、寂しさを紛らわすためになんとなく近づいていったマスコットの世界でした。素直に笑い泣きする彼らの目線でサッカーを見ることでその本来のおもしろさを新たに発見することが出来ましたし、彼らを愛する方々との縁が広がっていく中でスタジアムでの居場所も見つけることも出来ました。本当に感謝しかありません。今後もこういった喜びがあることを少しでも多くの方に知っていただける発信をしていきたいなと思っています。
マリノス君、マリノスケ、マリンちゃん やったよぉぉぉ!
<審査員評>
今回の「#ウチ壱」では、多くの常連さんたちから力作が寄せられる中、まったく無印の方による作品が「徹壱賞」を受賞することとなりました。しかも被写体はマリンちゃん。今年デビューしたマスコットということもあり、マリンちゃん関連の作品が多かったのですが、がすぱーる王さんの作品は、その中でも断然に目を引くものが感じられました。
何といっても、構図が素晴らしい!
手前にマリンちゃん、そして奥にマリノス君を配することで、きれいなパースが形成されています。背景が無人であること、そしてマリンちゃんのポシェットが柵の隙間からきれいに見えていること、いずれもたまたまですが、すべて計算され尽くしているようです。
そして、やや逆光気味ながら、柔らかに差し込んでくる午後の陽光の、何と清らかなことか。
画角がもう少し広めだったら、なお良かったのですが、それを差し引いても極めて完成度が高い作品。これは狙って撮れるものではない、まさに奇跡の1枚だと思いました。【宇都宮徹壱】
#ウチ壱2022各賞発表につづいて、ワールドカップ・カタール大会のマスコット「ライーブ」についての特別寄稿コラムを会員限定でお届けすることにしたい。
その前に、会員以外のマスコット好きな方々へ。当WMでは、マスコットを「サッカー文化を構成する重要な要素のひとつ」と捉え、定期的にコンテンツを提供している。最近のマスコット関連のコンテンツは、以下のとおり。
いわきFCのマスコットはなぜ爆誕したのか? 「謎の卵を孵化させろ!」製作秘話
新マスコット「モフレム」はどこが新しいのか? グローバルを見据えたガンバ大阪のデザイン戦略
今回の#ウチ壱を通じて、当WMに興味や関心をお持ちになった方は、こちらからぜひ入会いただければと願う次第。何卒ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
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