2024年01月11日 15時05分　
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タグ : キン・ジョンソン • 始動日 • 金鍾成

練習開始前、円陣を作って金鍾成監督が選手たちに伝えたこと

今年また新たに加入してくれた選手、引き止めて残ってくれた選手、全体でこのように集まりスタートします。とはいっても、ここから競争が始まる。顔ぶれ見てもだいたいどのポジションで（特徴が）どうだというのはわかっているはず。ここから競争が始まって、自分でポジションを勝ち取るというのがまずひとつ。そして今年１年間サポーターの人たちにもっと楽しんでほしいというところ。楽しませるためにどれだけの準備とか苦労をしないといけないのか。例えば（パン屋は）美味しいパンを提供するために朝早く起きて準備をしているように、我々も楽しませることとは裏腹にちょっと辛い思いをしなければ人を楽しませることができない。その楽しんだ人の姿を我々が感じ取ることが対価。我々が苦労する対価として楽しんだ人たちの姿を見れるのが対価である。今日スタートとして気持ちをしっかりと持って臨もうとしていると思うけれども、ここから厳しい競争が始まると思ってほしい。

岐阜から浦和に移った宇賀神（友弥）のように、今年J３からJ１にステップしたことを例にあげると、若い選手はこれからあるかもしれないが、ベテランはここで良いプレーして（現役を）終わろうという考えを持っているのであれば物足りない。またここからステップしていき、どう向かって行くのか。ピッチを去るときまでどれだけ目標を目指せていけるのか。いろんな経験をしてきた選手たちはリスペクトするけれども、目指すフィールドとしてはみんな同じである。（高卒の幸喜）祐心であろうが（大卒の）庵原（篤人）であろうが、若手もベテランもみんな一緒。しっかりやっていきましょう。そしてみんなで頑張って勝ち取りましょう！

取材・編集・写真：仲本兼進（RYUKYU SOCCER PRESS）