2023年12月06日 15時18分　
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タグ : シーズン終了報告会 • 沖縄県庁

FC琉球は６日、沖縄県庁１階の県民ホールにてシーズン報告会を実施。関係者をはじめ、サポーターも集まったなかで和やかなに雰囲気に包まれた。

会では琉球フットボールクラブ株式会社の倉林代表取締役社長のあいさつからはじまり、高江洲文化スポーツ統括監のあいさつ、花束贈呈、金鍾成監督そして野田隆之介主将があいさつを行った。

−−倉林啓士郎 代表取締役社長 あいさつ

本日はFC琉球のシーズン報告会へお越しいただきありがとうございます。また今シーズンも沖縄県民のみなさまからしっかり支えていただき応援していただいて一年間走り切ることができました。選手スタッフ一同感謝申し上げます。

今シーズンに関しては目標としていた１年でのJ2再昇格を成し遂げられず、結果として満足いく結果ではありませんでしたが、後半戦の戦いのなかでは来季に向けた手応えや若手選手の活躍などを感じることができました。こうしたことをしっかり来シーズンにつなげていき、ここにいる金鍾成監督のもと、またチーム一丸となって来シーズン戦っていきたいと思います。

また今年、2003年に創設したFC琉球として20周年を迎えることができました。この20年間で非常に苦しいときもありましたが、経営的にもいろんな危機を乗り越えてやってまいりました。本当に沖縄県民のみなさまからの愛情と応援のおかげで20周年を迎えられたと思っております。本当にありがとうございます。この20周年を迎えるにあたって、われわれもコロナ禍でずっと自粛してきた沖縄県民のみなさまとの活動を再開し、小学校への訪問、清掃活動、サッカー教室、交通安全活動、こども食堂の無料招待などさまざまな活動を一年間、小さな活動も含めると520回を超える活動を行うことができました。また来年に関しては女子のサッカーチームも始動します。男子とは違う視点でこういった活動を継続していきたいと思っています。

来シーズンまたJ3リーグを戦います。是非みなさまからの応援をいただいて、来シーズンこそは優勝して、ここで心より喜びあえるシーズン報告会にしたいと思いますので引き続きよろしくお願いします。今シーズンありがとうございました。

−−高江洲昌幸 文化スポーツ統括監 あいさつ

倉林社長、金鍾成監督、そしてFC琉球の選手のみなさま、2023年シーズン大変お疲れ様でした。

クラブ創設から20周年の今シーズン、「ONE OKINAWA」のクラブコンセプトのもと、沖縄を一つにするチームを目指して選手・スタッフ・関係者のみなさま、そしてサポーターが一丸となりJリーグの舞台で戦ってきたことに対し心から敬意を表します。県内チームがトップリーグで活躍することはスポーツアイランド沖縄の知名度向上につながるとともに、観光振興や地域活性化に寄与するものです。

FC琉球は沖縄で誕生し、地域に根ざした「うちなーむん」のプロサッカーチームです。FC琉球の活躍は県民に感動と元気をもたらし、青少年に夢と希望を与えており、沖縄の誇りであります。Jリーグの試合が沖縄で開催されるということは、ハイレベルなプレーを間近で応援できる機会となり、多くの県民にとって大変貴重なことであります。来季もJリーグのハイレベルな試合を沖縄で観戦できることを私自身も楽しみにしております。来シーズンも持ち前の爆発的な攻撃力と、抜群の勝負強さを発揮し、情熱あふれるプレーで県民をさらに魅了していただけるかなと思います。

FC琉球が「わした島」のスポーツチームとして活躍し、多くの県民に勇気と県民に希望を与え、さらに愛されるチームになることを期待しています。あらためてFC琉球のみなさまお疲れ様でした。来シーズンも「チバリヨー！」

−−金鍾成 監督 あいさつ

今年一年ふがいないゲームもあり、中には少し期待を感じさせるゲームもあったと思います。僕は沖縄に戻ってきて２ヶ月ですが、少しでも皆様の期待に応える、期待されるゲームをしたいと思っていました。来年も皆様が期待できるゲームが見たい、どういうプレーが見たい、そういう期待を感じられるチームにしたいと思っています。

 今、私達の目の前にいる子どもたちも一緒に参加してくれていますが、（子どもたちには）沖縄そばが好きで、沖縄の海を自慢できて、そして沖縄にはFC琉球というチームがあるんだと、そういう誇りをもってもらえるチームにしていかなければと思っています。創設して20年が経ちますが、また初心に戻って沖縄県の子どもたち、沖縄県の人々の誇りになるようにチームの一歩を来年また歩んでまいります。皆様のお力添えと大きな期待がその力になると思っていますので力をお貸しいただいて、われわれはすべての力を出してそこに向かって邁進していきたいと思っています。来年もよろしくお願い致します。

−−野田隆之介 主将 あいさつ

今年一年間、熱い応援ありがとうございました。県民のみなさんのおかげで一年間僕らはチーム一丸となって戦うことができました。

なかなか良い結果が出ずに苦しい一年でしたが、また来年に向けて良い準備ができるようにこれからまた頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。本当に一年間ありがとうございました。