RYUKYU SOCCER PRESS

【試合後公式会見】琉球・樋口靖洋監督『リスタートをしっかりとやっていかないといけない』 琉球 vs.甲府(明治安田J2第19節)

<明治安田生命J2リーグ第19節>◇6月22日◇タピック県総ひやごんスタジアム/3,952人/雨、弱風/気温27.4℃/湿度82%/全面良芝、水含み

 

FC琉球 2-5 ヴァンフォーレ甲府

【得点者】
23分 風間 宏希(琉球)
37分 越智 亮介(琉球)
44分 佐藤 和弘(甲府)
47分 横谷 繁(甲府)
53分 ピーター・ウタカ(甲府)
60分 森 晃太(甲府)
90分+6分 内田 健太(甲府)

 

【樋口靖洋監督 会見】

--ヴァンフォーレ甲府戦の総括…

悪天候の中、大勢のサポーターにかけつけていただきながら非常に残念な結果になったと思っています。ホーム無敗記録という部分もこれで(30試合で)途切れたということで今率直に思っているのが、チームとして長いリーグ戦の考えと、それからひとつ記録が途絶えたということも含めて、リスタートをわれわれはしっかりとやっていかないといけないということです。

試合自体は、前半良い入り方をしてボールを支配し点も奪えた。ただ、前半のうちに1点返されたことをきっかけに、ゲームを左右したところかなと思います。甲府に対し「こういう形をやっていけば点を取れる」という思いを与えたかなと思いますし、われわれも1点差にされ少し余裕がなくなったところはあった。前半が終わって率直に思ったのは「ボールは握っているし点も取ったから、ある程度自分たちのやりたい方をやっている」と思いつつも、甲府さんの守りながらのカウンターを狙うというところが一回ハマって失点し、もしかするとこれは甲府のやりたいリズムでもあるのかなと感じていました。そのことをハーフタイムで選手に伝えながら送り出したんですが、後半開始早々の失点。そして3点目4点目と、なかなかメンタル的な部分を立て直せない。それと(甲府に)あれだけ技術のある選手がいる中に、簡単にクロスを上げさせて簡単にヘディングさせたらやられてしまうんだと。おそらくJ3だったらクロスがズレたりヘディングが入らなかったりするが、それを決められてしまうのがJ2のレベルなんだなとあらためて思います。

今日はいろんな意味での収穫もあったと思いますが、いろんな意味でサッカーの怖さ、難しさを感じさせてもらった。自分自身も含めてここからのリスタートをしっかり取り切れるようにまた準備して長いリーグ戦を戦っていきたいと思います。

 

【質疑応答】

――収穫という言葉がありましたが、具体的には…

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