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【アカデミーレポート】開幕!第102回全国高校サッカー選手権長崎県予選。島原・長工・瓊浦・佐工・大工・南山・長北・佐実が強豪の待つ3回戦に進出

高校サッカー界最大の祭典『令和5年度(第102回)全国高等学校サッカー選手権大会』への出場圏を懸けた長崎県予選が10月21日から開幕した。いわゆる強豪と呼ばれる高校の大半が3回戦から出場する中、22日には県内各地で2回戦8試合が開催された。

2回戦で屈指の好カードとなったのが県北屈指の実力校「佐世保実業高校」と、1回戦で島原中央を3対0で下した県央の強豪「大村高校」の一戦。

立ち上がりから横田翔栄に裏を狙わせる佐実がペースを握って始まった試合は、7分に佐実が先制ゴール。しかし、佐実の攻勢を耐えた大村は前がかりになった佐実にカウンター炸裂をさせて逆転に成功する。

この後も高いラインから高栁大佑ら中盤が献身的にプレスをかけていく大村に苦戦する佐実だが、富永凰誠を起点に森田汐南がサイド、横田が中央を突破してチャンスを作り反撃。24分の同点弾を皮切りに追加点を重ねて4対2で前半を終えると、後半も得点を重ねて7対2で試合を終了した。

同時刻に行われた2回戦もう一つの好カード、全国経験もある伝統校「島原商業」と「瓊浦高校」の一戦は双方譲らず0対0でPK戦へと突入。PK戦で島原商業を振り切った瓊浦が3回戦進出を決定。以下、島原・長崎工業・佐世保工業・大村工業・長崎南山・長崎北が2回戦を勝利した。

10月28日(土)の3回戦で以下の対戦が予定されている。

長崎総附vs島原
長崎工業vs創成館
九州文化学園vs瓊浦
佐世保工業vs海星
長崎日大vs大村工業
長崎南山vs鎮西学院
諫早商業vs長崎北
佐世保実業vs国見

reported by 藤原裕久

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