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J2第42節 群馬vs長崎レポート:高木琢也監督「始動したときから目標(J1昇格)の絵を頭の中に描き続けてきて、それが最後までブレなかったことは大きかった」※コメント全文付

■2017明治安田生命J2リーグ第41節
11月11日(土)長崎 3-1 讃岐(19:03KICK OFF/トラスタ/22,407人)
得点者:27’乾大知(長崎)62’木島徹也(讃岐)73’前田悠佑(長崎)82’翁長聖(長崎)
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前節、J1自動昇格を決定させ、チームの目標である勝点80達成のために群馬へ乗り込んできた長埼。すでにリーグ最下位が確定している中で、ホームでのリーグ最終戦を白星で飾りたい群馬。好対照な立場にある両チームの対戦は、落ち着いた試合運びを見せた長崎が前半で3得点し、トータル4-1で勝利した。

コンディションを考慮し、DF乾大知、MF幸野志有人、FWファンマが欠場した長崎は、FW平松宗が10試合ぶりに先発出場しての3-4-2-1。対する群馬も前節から6名の選手を入れ替えた3-4-2-1で試合をスタート。FWカン スイルをトップに残して10人でブロックを作り、長いボールで背後を狙う群馬だが、長崎は前半9分、DF田代真一のクロスにFW平松がヘッドで合せてリードを奪うと、15分にもゴール前で平松からボールを受けたMF吉岡雅和がシュートを決めて2-0。さらに31分にもDF髙杉亮太が追加点を奪い3-0。寄せの甘い群馬DFのウィークポイントをついた効率的な攻撃で、危なげなく試合を進めていく。

群馬は後半からベテランFW盛田剛平を投入して2トップとするも、セカンドボールの取り合いで優位に立つ長崎は決定的なシーンを作らせず、73分にはオウンゴールで1点を追加して4-0。終盤、群馬に反撃の一発は浴びたが、そのまま試合を終えて今季のリーグ戦24勝目をあげ、シーズンの目標としてきた勝点80をクリアしてシーズンを終えた。

○高木琢也監督 試合後コメント

「昨日もサポーターと飛行機で一緒になったりしたんですが、最終節で予想以上にたくさんの方が応援に来てくれて感激しました。その中でチームはよく頑張って勝点3を取ったと思いますし、選手たちのプレー面についても満足しています。(リーグ戦の)結果が出たあとのゲームということで難しさはあったんですが、選手たちは良い準備をして戦ってくれました。もうリーグ戦も終わるので、試合の内容や反省点を話しても余り意味はないと思いますが、勝ったことで目標にしてきた勝点80に到達できたことは良かったと思います。」

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