【きちゼミ】サッカーの《基本》を正しく身に着けるトレーニングデザインを考えよう
▼ 基本ってどうやったら身につくの?
サッカーでもなんでも基本が大事とは多くの人が口にすること。
練習が始まると体を動かして、かなりの時間を使って、基礎練習をみっちりやるのが今も日本における主流と言えます。向かい合ってのパス練習、ボールコントロール、ドリブル、シュートなどのドリル形式のトレーニング。練習日だけではなく、試合前のアップでも相当長い時間を使って基礎をいれるところは少なくないですよね。
でも基本って本来どうやって身に着けるべきものなのでしょう?
「基本が身につかないと試合には出られない」と話す指導者はまだまだ多くいます。
でも例えばドイツの子どもたちのトレーニングでリフティングばかりをすることはないですし、リフティングができないから、ドリブルがうまくないから、パスがしっかりできないから試合に出さない、なんてことはないです。
元ドイツ代表で筆者の指導者仲間であるDFルーカス・シンキビッツがこんな風に憤っていたことがあります。
「さっき聞いたけど、『リフティングができないと試合に出さない』みたいなルールがあるチームが日本にはあるって聞いたけど本当かい?何を考えているんだ?
ベストのトレーニングは試合なのに???
試合に出るために条件を設けるというのは本当に良くない。そこでプレッシャーをかけてどうする?子どもたちにとって一番大切なのは、《サッカーって楽しい》と心の底から思える瞬間だよ。それは誰もが手にしなければならない権利なんだ。
子どもたちの成長スピードはみんなそれぞれ違うんだ。3か月くらいですごい成長が見られることだって普通にあるんだよ。でも試合に出れなければその成長をすることがもきない。それにサッカーは技術だけでするものじゃない。
僕はフリースタイルで見るような曲芸のようなプレーはできない。リフティングも得意じゃない。でもブンデスリーガでプロ選手として長くプレーしていたよ。代表選手にもなった。サッカーというゲームを戦ううえで何が大切かを知らなきゃいけない。それを知る場所、それを見つける場所が試合なんだ」
シンキビッツの言葉からは考えさせられるものがたくさんあるはずです。
子どもたち全てにおいて試合出場機会を作ることが大事で必須というのはわかってもらえたと思いますが、では実際にトレーニングにおいてはどんなふうに基本習得へアプローチすることが望ましいのでしょうか?
どのくらいの時間、どのくらいの頻度で、どんなことに気を付けて、どのようにつなげ合せてやっていくことが大切なのか。
今回のきちゼミでは、ドイツで毎年開催されている国際コーチ会議での話や育成クラブとして定評のあるSCフライブルクにおける取組、また僕がこれまでドイツや日本での活動を通して影響を受けた取り組みをご紹介しながら、最適なトレーニングデザインについて考察してみたいと思います。
《基本との向き合い方》ということでサッカーのみならず、スポーツで育成に携わる方々、部活動で顧問をされている方々、学校関係者の方々、幼稚園・保育園にお勤めの方々にお勧めです。
みなさまのご参加をお待ちしております。
料金設定:
一般 3000円
WEBマガジン “フッスバルラボ”会員 2000円
※ご参加の皆さんには講習会後に当日の動画配信しております。
多くの講座では録音や撮影が禁止されていることもありますが、それだとせっかく聞いて学んだことを忘れてしまったりもします。当講座では当日の動画映像を後日視聴することができるので、じっくり振り返り復習をすることで学習効果を深めることができます。
割引情報:
中野吉之伴のWEBマガジン”フッスバルラボ”の読者になると、各講習会が一律1000円引きで参加できます。会員の皆様は、フッスバルラボ内の申し込みページよりお申し込みください。
今回分から適用されますので、ご興味ある方はぜひ会員登録されたうえで、次ページ会員向けフォームよりお申し込みください!
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中野吉之伴
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