【きちルポ】ヨーロッパマスコット事情に迫ってみた。《なぜこんなことになる?》不思議が満載の世界へようこそ!
▼ 日本のサッカー界でずば抜けて欧州サッカー界に勝っているのは?
スタジアムに足を運ぶ。熱狂的なファン。世代を超えたつながり。空気が一つになり、熱くなり、うねりが生まれていく劇場。
ヨーロッパの人にとってサッカーはなくてはならないものであり、生活の一部であり、何よりも身近な存在だと言える。
どこも歴史が深い。プロクラブだけではなく、アマチュアクラブでも100年を超える歴史を持つクラブがそこら中にある。どんなクラブのも何十年と関わっているベテランもベテランなスタッフがいたりする。監督やコーチ、それこそ会長やGMより存在感のある人だっていたりする。
地域のコミュニティとして、人々をつなぎ合わせ、居場所を作り出し、それが回っていく世界。
そのなかに関わって、サッカーとともに生きていける毎日は本当にかけがえない。
それがためにドイツに来たし、それがためにドイツにいるといっても過言ではない。
ではドイツをはじめとしたヨーロッパのサッカーに関するもの、こと、人すべてが全て、日本と比べてすべからく優れているのか、勝っているのか、ハイクオリティなのかというとそんなわけはない。
例えばスタジアムグルメこと《スタグル》。
日本はサッカーもそうだし、野球もそうだし、おそらくほかのスポーツでもそうだが、スタジアムや試合会場における食事というのは極めて重要なステータスを持っている。見た目も、おいしさも、そして付加価値も。
それが一つの魅力として確立するほど極めて優れている。
ただ、それに比べてヨーロッパは、、、というほどかというとそこはまた微妙なラインだ。品数の豊富さや見た目でいえばドイツは完敗かもしれない。
ソーセージか、ソーセージか、ソーセージか、それ以外ちょっとしかバリエーションはないのは事実。ただ味は美味しい。シンプルで選択肢に限りはあるが、スタジアムで食べる焼きソーセージは半端なくうまい。ビールとの相乗効果も極めて優れている。
なのでここは《方向性の違い》という解釈でとりあえず収めておきたい。
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