「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第15節 鹿児島-福岡】「最後まで集中が切れなかったことを褒めたい」/ファビオ ペッキア

2019明治安田生命J2リーグ 第15節
日時:2019年5月26日(日)13:03キックオフ
会場::白波スタジアム/5,925人
結果:鹿児島ユナイテッドFC 0-1 アビスパ福岡
得点:[福岡]松田力(64分)

◎ファビオ ペッキア監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「前半はゴールチャンスを3回作りながら得点を奪うことができませんでしたが、後半に入って拮抗した展開の中でゴールを取ることができました。最後まで選手たちの集中が切れなかったことを褒めたいと思います。とても嬉しいです」

Q:久しぶりの勝利、おめでとうございます。どんなところがポイントになったとお考えでしょうか?
「ひどい負け方で2連敗してしまいましたが、それでも戦う姿勢を失くしていないこと、そして、その気持ちを試合てせ見せるということ、それが今日の試合での一番のポイントでした。その上で、私たちがやらなければいけないことを継続する必要がありましたが、それを上手く表現できたと思います。先ほども言いましたが、前半の3度のゴールチャンスを逃してしまいましたが、後半にしっかりと得点できたので嬉しく思っています」

Q:鹿児島ユナイテッドの印象を教えてください。
「鹿児島の前線の選手が印象に残りました。短いパスを素早く回してゴールへ運ぶ力がありましたね。チームとしての印象は、直近の3試合でいい内容、結果を残していたので、手強い相手だと感じていました」

Q:今日はいつもよりも激しくプレスをかけていなかった印象があります。それは天候の影響だったのでしょうか?それとも戦術的な狙いがあったからでしょうか?
「今日はプレスをかけなければいけない時だけプレスに行くという話をして臨みました。鹿児島はGKを含めてボールを回してくることが多いと分析していたので、GKにボールが回った時に行ける時はプレスに行く、行けない時はコンパクトな陣形を保つという指示でした」

Q:今日は石原選手が左サイド、篠原選手が右サイドとこれまでにない最終ラインでした。どのような狙いがあったのでしょうか?
「カズ(吉本)が戻ってきたので、今日の並びが一番バランスがいいと判断しました。ヒロ(石原)は左サイドでも攻撃的なプレーができるのは分かっていましたし、シノ(篠原)はカズのサポートするという役割でした。バランスの取れたディフェンスラインだったと思います」

Q:次節からレベルファイブスタジアムでの試合になります。レベスタでの試合は、どのようにイメージされていますか?
「レベルファイブスタジアムに行くことはとても楽しみにしています。これまで、我々はアウェイではいい結果を残していますが、ホームではなかなか結果を出せなかったので、レベルファイブスタジアムが、いい勢いを私たちに与えてくれたらいいなと思っています」

Q:5試合ぶりの勝点3です。この勝点をどのように評価されていますか?
「まず過去のことを考えずに前を向くこと。そして私たちのやるべきことを継続するだけですね。ホームでは必ず勝たないといけません」

Q:得点を決めた松田選手の評価と、今日の試合ではファビオ監督の目指す形でチャンスを作れていたように思いますが、その手応えについて聞かせてください。
「我々がゴールチャンスを作れているのは嬉しいのですが、ゴールを取れない時は激しく叫びたい気持ちになりますね(笑)。リキ(松田)選手も、前半にもっと簡単なシュートチャンスがありながら決めきれなかったのですが、後半にしっかりと決めてくれたので良かったと思います」

Q:次の試合に向けての意気込みをお願いします。
「我々の本当のホームスタジアムであるレベスタで試合ができるということで、いい結果を残したいです。そして、いつもの通り、私たちがやらなければいけないことを継続して戦っていかなければいけないと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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