「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第24節 福岡-東京V】「結果は勝点1で非常に残念。この1を次につなげていきたい」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第24節
日時:2018年7月21日(土)18:03キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/7,294人
結果:アビスパ福岡 0-0 東京ヴェルディ

◎井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「今日は本当に暑い中、大勢のサポーターが駆けつけてくれました。結果的に勝ち点1しか挙げられずに残念ですし、申し訳なく思っています。
選手は90分間、本当にタフなゲームをしてくれたと思います。ヴェルディさんも力があるチームですし、そういう中で、お互いにボールを持った時に、そこから守備の組織をいかに崩すかという展開になったと思います。お互いにボールを保持しながら様子を見つつ、いかにフィニィッシュまで持っていくかという90分間のせめぎ合いだったのかなと思っています。我々は最終的にゴールをこじ開けることができなかったところは、次からの課題としてしっかりと修正していきたいと思います。お互いに多くのチャンスはなかったと思いますが、この暑さの中、選手は本当に走り切ってくれたと思います。結果は勝点1ということで非常に残念ですし、この1を次につなげていきたいと思いますし、ウイークデーと日曜日と、次の週は連戦になりますので、しっかりとコンディションを調整しながら次の戦いへの準備をしていきたいと思います」

Q:非常に引き締まった見応えのある展開だったと思います。悪くはなかったゲームだったとも思います。反面、順位を考えれば勝たなければいけない試合でもあったわけで、その辺りで、監督は今日の試合をどのように捉えていますか?
「やはり今日勝つことで順位を上げられる可能性がありましたし、勝点3をしっかり取ろうという形でゲームには入りました。もちろん、ヴェルディさんも同じ考えだったと思います。そういう中で、お互いの守備の堅さと言いますか、ヴェルディさんの失点数も我々と変わらないですし、まずはお互いに守備のところはしっかりとした組織的な守備を構築しつつ、したたかにゴールを狙うというやり方というのは、同じようなゲームプランだったのかなと思います。もちろん、ゴールを挙げられれば良かったのですが、そこは残念だと思いますし、相手に守られた時のバリエーション、今日も惜しいところまでは行っているんですけれども、カウンター、引かれた時のミドルシュートなどのバリエーション、ボックスの近くでの崩しのところで、この暑さでランニングのところ、ボールに絡む人数が少し少なくなってしまったのかなというところはあります。その辺をまた、次に修正していければと思います」

Q:今季初のスコアレスドローでしたが、無得点に終わったというところで、森本選手が欠場していた理由と、レオ ミネイロ選手の登録が間に合わなかったというところで、選手起用、もしくは戦い方に影響があったのかどうかを聞かせてください。
「森本選手は、前節非常に調子が良かったのですが、コンディション的な部分で今日は試合に出られないような状況でした。そこはいるメンバーで戦うしかないと思いますし、ドゥドゥが体調不良から戻ってきたので、この連戦というのは総力戦だと思っているので、そういう中でのチョイスになりました。レオ ミネイロに関しては、登録上の問題なので、そこは我々チームの問題というよりも、フロントに確認してもらえればいいと思いますが、我々にはどうにもならない状況でもあったので、そこは彼が登録を完了するまで待つかありません。登録が完了すれば、我々のプラスになる、そういう戦力だと思っていますし、トレーニング等で我々の雰囲気、プレースタイルというのは分かりあえて来ているので、試合に出た時には我々の力になってくれるのではないかと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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