「football fukuoka」中倉一志

勝点3は絶対に落とせない(末吉隼也)

150917_02

内容:練習後の共同囲み取材
日時:2015年9月17日(木)
場所:雁の巣球技場

◎末吉 隼也選手;
Q:次節は札幌戦です。どのような印象を持っていますか?
「監督が交代して攻守に渡っていいところが出るようになって来ているので、そういった勢いに負けないようにしないといけませんね。ナザリトが復帰して、シンプルに前に放り込んで、そのセカンドボールを拾ってというのが、相手の攻撃のポイントになると思いますが、そこで、チームとして守りきれるようにというところと、奪った後に、いかに効率よく攻められるのかというところが大事になってくるのかなと思います。札幌は勝ちが、それほどない状況で順位も下に行ってしまったので、勝ちが欲しい状況だと思いますし、自分たちも、昇格争いをしている中で、勝点3は絶対に落とせない試合です。ホームですし、20周年記念の試合でもあるので、勝点3を絶対に取りたいなと思います」

Q:シーズン途中まで3バックでやって来て、ここへ来て、3と4を併用するようになりましたが、やりやすさ、やりにくさのようなものはありますか?
「個人的には、それはないですね。4バックの時は、サイドを使われるのは仕方のないことなので、中に入ってきた時に、どうやって守れるのかということを意識して、サイドを破られたとしても、中を固めるという意識してやれば、全く問題はありません。全員がシステム云々と言うことよりも、自分の役割をはっきりさせれば、システムに関係なく、問題なくやれると思います」

Q:小野選手には、どのような印象を持っていますか?
「基本技術はしっかりしていると思いますが、運動量的には年齢の問題もあるので、より多く動いてボールを受けさせないようにして、自分たちの攻撃で、逆な相手を疲れさせるくらいのイメージでやりたいです。そうすることで相手の良さを消すことが出来るし、いい攻撃をすれば、絶対にいい守備につながると思うので、攻撃、守備を別々に考えずに、いい守備からのいい攻撃、いい攻撃からのいい守備というところを意識してやりたいですね。讃岐戦もリスクマネジメントは出来ていたと思うので、そういったところを継続しつつ、決めるべきところを決めれば、もっと楽な戦いが出来ると思うので、チャンスを決め切ることを意識してやりたいと思います」

Q:相手に応じた戦い方をしてきましたが、讃岐戦を見ていると、そういった特長が、より発揮されるようになってきたように思います。
「スカウティングで相手の攻撃のほとんどがカウンターだったので、勝点3を取ると言うことを考えた時に、自分たちの良さを出すことも大事ですけれども、相手の良さを出させないということも、すごく大事なことだと思うので、割り切ってサッカーをしようということでした。なかなか慣れない部分もありましたけれど、結果として勝点3が取れたので、良かったと思います。悪い内容であっても、この時期は、何よりも結果が大事になってきますし、得失点も大事になってくるので、勝点3プラス、どれけだ得点が取れるのかというところも意識して、1戦、1戦大事に戦って行きたいと思います」

Q:昇格に向けて、正念場の戦いが続きます。
「直接対決も控えているので、そこにどれだけ勢いを持って臨めるかと言うことでしょうね。昇格争いをしいるチームは、最近は取りこぼしていないので、自分たちも取りこぼさないようにしながら、直接対決で相手を叩いてJ1昇格を目指したいと思います」

【中倉一志=取材・文・写真】
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ